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映画 『炎のランナー』( Chariots of Fire 1981年 イギリス)

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第54回アカデミー賞作品賞受賞作品。当時の時代背景の中で権威主義的排他的なイギリスを描きながらもイギリス的尊厳を彫り込んだ作品になっている。

概要
走ることによって栄光を勝ち取り真のイギリス人になろうとするユダヤ人のハロルド・エーブラムスと、神のために走るスコットランド人宣教師エリック・リデル、実在の二人のランナーを描いている。舞台は1919年、エーブラムスが入学するケンブリッジ大学と、リデルが伝道活動をする北スコットランド・エディンバラから、1924年のパリオリンピックへと移ってゆく。

おおむね実話に基づいているが、リデルと妹の確執、エーブラムスと友人モンタギューの関係、エーブラムスとシビルの出会いなど、いくつかは映画用に潤色されている。ヴァンゲリスが作曲したサウンドトラックの中の『タイトルズ』は、日本でも耳にする機会の多い有名な曲となった。

あらすじ(抜粋)
1919年、ケンブリッジ大学に入学したハロルド・エーブラムス。彼はユダヤの血をひいているため、潜在的な差別と偏見を受けており、その鬱憤をぶつけるように陸上競技にのめりこむ。障害物のアンドリュー、中距離のオーブリーとヘンリーとともに「ケンブリッジ大学4人組」として華々しい活躍をしていた。

スコットランドには、宣教師の家に生まれたエリック・リデルがいた。彼にとって、自らの才能によって競技会で勝利することは神の恩寵を示すもの、つまり走ることは信仰と同義だったが、妹のジェニーは彼が陸上に熱中することを好ましく思っていない。しかし、父や兄は彼が競技を続けることを奨励し、スコットランド代表として大会出場する際には彼の伝道スピーチが併せて行われ、多くの人々が聞き入った。(中略)

 ハロルドは、友人達から100mと200mのパリ五輪代表に選出され、エリックも代表であることを告げられる。

 ドーヴァーからパリへの出航の日、エリックは、記者から予選の日が日曜日(=安息日)であることについて質問を受け、初めてその事態について知る。敬虔なキリスト教徒である彼は、選手団長のバーケンヘッド卿に相談し、日程変更を掛け合ってもらうことになった。しかし、事態は好転しないまま、パリへ到着する。英国チーム最大のライバルは、近代的なトレーニングを積み、士気も高い米国チームであり、C・パドック、フィッチ、ショルツといった強豪選手が名を連ねていた。(ウィキペディア)

  

 昨日の昼のBSプレミアムで『炎のランナー』の放送予定を見つけたので早速録画予約。“炎”がつくくらいだから小父さんはまた、シルヴェスター・スタローンの主演かな?くらいに思っていたら、ロンドンオリンピックでミスタービーンも浜辺を走ったパロデイのあれじゃないか!どちらかと言うと硬派な部類だね。

 スコットランドの緑もたくさん映像に出てきて綺麗な風景やシーンにうっとりした。また1920年代の英国を称える歌、音楽なんてとても親しみがあるんだな。DVDを動かしたり止めたり、いろいろ用事を挟んで観ていたのでストリーが気持ちの上で途切れた部分もあるが(笑)、もう一度じっくり観なくては!

 なにせ映画を知らなくっても、下のテーマ音楽だけは、何回も聴いて覚えているんだから・・・。

炎のランナー テーマ曲 (ヴァンゲリス)  Chariots of Fire - Vangelis   
  

        

       



 小父さんはもう走れないので今日もプールだ。こんなに天気のいい日はやはり気持ちがいい。でも10日ぶりになるのか!泳ぎ終わって屋外の40℃のジャグジー風呂に入ったらこれまた気持ちいい。但し「ハチに注意」と「長く入り過ぎてのぼせないように」との注意書きがあった(笑)。左は子供の競泳大会の入賞者、右は今日のプール、クリックしたら拡大します。


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