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COCOA、グーグル・アップルOS最新仕様に未対応 政府は数カ月放置 / 毎日新聞

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新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA(ココア)」の画面=2020年8月11日、後藤豪撮影

毎日新聞 2021/3/15 17:20 抜粋
新型コロナウイルスの感染者と濃厚接触した可能性を知らせる政府のスマートフォン向け接触確認アプリ「COCOA(ココア)」が、15日時点で米グーグルとアップルの基本ソフト(OS)の最新仕様に対応していないことが分かった。稼働はしているが、両社の今後のソフトの更新次第で作動停止など不測の事態に陥る恐れがある。政府は状況を把握しながら、数カ月にわたり事実上放置していた。

 ココアはグーグルのOS「アンドロイド」、アップルのiPhone(アイフォーン)の「iOS」のいずれを使ったスマホでも利用できる。両社は2020年秋ごろまでに、接触履歴を記録する機能を向上させるため、OSの大幅な更新を実施した。それ以前の古い仕様のソフトに対応したアプリが機能停止する事態を避けるため、当面はサポートを続ける方針を示したが、同時に「古いソフトを使わないよう強く推奨する」との警告を出し、ココアのようなアプリを運用する各国政府に対し、最新仕様への早期対応を促した。

 ところが日本国内では、アンドロイドで約4カ月間にわたって陽性者と接触しても通知が受け取れない不具合などが次々に発生。厚生労働省と、同省からココアの保守運用業務を約3億9000万円で受託しているIT会社「パーソルプロセス&テクノロジー」(東京)は、再委託先の企業に不具合の対策を急がせたが、最新仕様への対応は緊急度が高くないと判断し、事実上放置していた。政府関係者の一人は「情報は把握していたが、目の前の不具合を解消することが最優先だった」と説明する。

 政府は21年2月になって、ようやく最新仕様に対応するための具体的な検討に着手した。政府はパーソル社との契約が切れる21年3月末以降、別の事業者と契約を結ぶ方針。海外では最新仕様への対応に数カ月かかっており、完了までには時間がかかる見通しだ。

 ココアはスマホの近距離無線通信(ブルートゥース)の機能を使って、人々が「1メートル以内かつ15分以上」の濃厚接触を行った場合、その履歴を互いのスマホに記録する。グーグル、アップルの仕様に従い、20年6月に運用を開始した。【後藤豪】

平井デジタル担当相「余裕なかった」 ココア未対応で釈明

 
閣議後記者会見で質問に答える平井卓也デジタル改革担当相=東京都千代田区で3月16日午前9時19分、後藤豪撮影

毎日新聞  2021/3/16 12:13 抜粋
 平井卓也デジタル改革担当相は16日の閣議後記者会見で「バージョンアップする以前のところ(の不具合)で引っかかっていたので、余裕がなかった」と釈明した。

 平井氏は16日の会見で最新仕様への対応について「バージョンアップを強く推奨されており、非常に重要なテーマだと思う」と指摘。そのうえで「バージョンアップに当たって不具合が生じることがないよう、十分な検証を行う必要があり、総合的な対応をいま検討している」と述べ、作業に万全を期す考えを示した。【後藤豪】
  
 なんだか植木等さんが歌った♪サラリーマンは~ 気楽な稼業と来たもんだ~♪を思い出すね。平井大臣さん、このブログで3度目かな~?11月28日政治資金収支報告書をオンライン提出 20億円投入も利用は1%の次は、3月9日マイナカード交付率26% 見えない利便性、全国民取得へ壁いや、探しだせないが、私のスマホ・アンドロイド版には、この新型コロナウイルス接触確認アプリが対応していなかった記事を随分前に投稿したはずなんだが。昔は「末は博士か大臣か」なんて言っていたけど、今や♪大臣さんは~気楽な稼業と来たもんだ~♪と置き換えられそう!

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