さっぽろ雪まつり、来年は縮小開催へ　大規模雪像作らず　実行委発表　/　毎日新聞

マスク姿の観光客でにぎわった「さっぽろ雪まつり」＝札幌市中央区で2020年2月4日、竹内幹撮影　

毎日新聞　2020年6月16日 18時39分6月16日 19時34分　　
来年1、2月に開催予定の「第72回さっぽろ雪まつり」について、札幌市や札幌観光協会などでつくる「さっぽろ雪まつり実行委員会」は16日、イベントの名物となっていた大雪像を制作せず、規模を縮小して開催する方針を発表した。

　市中心部の大通会場には例年なら高さ15メートル、幅20メートル前後の大雪像が5基ほど並び、観光客の人気を集めていた。しかし、新型コロナウイルスの収束時期が見通せないなか、スポンサー企業の協力を得るのが難しいとして従来通りの開催を断念した。感染防止に配慮しながら、中小の雪像など「手作り感のあるイベント」を検討するという。

　今年は市内の3会場で1月31日～2月11日に行われ、約202万人が来場。感染経路は不明だが、会場の運営スタッフらに新型コロナウイルスの感染者が出た。【岸川弘明】

　　
横浜港沖に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」＝２０２０年２月３日午後８時毎日新聞本社ヘリから　
　　
　ほとんど忘れかけていたが「ダイヤモンド・プリンセス」に北海道に新型コロナ感染者が出たという報道の頃には皆、「対岸の火事」くらいに思っていたんだよね。

　さて来年のさっぽろ雪まつりに、簡素化されたオリンピック・パラリンピックが開催されたとして・・・。入場口で検温、手のアルコール消毒、マスク、ソーシャルディスタンスなどなどとなったらインバウンド需要（外国人が日本に訪問する旅行）は期待できないのじゃーないかな？さみしい世界になってきたね。