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「技術的不備」イージス・アショア事実上撤回 安倍政権の求心力低下不可避 / 毎日新聞

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上は2017年5月15日の毎日新聞に載った稲田朋美防衛相「イージス・アショア」導入を本格検討の記事。弾道ミサイル防衛(BMD)に関し、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を陸上に置く新システム「イージス・アショア」の導入を本格検討する考えを示した。とある。

  
「技術的不備」イージス・アショア事実上撤回 安倍政権の求心力低下不可避

毎日新聞 2020年6月15日 21時25分 (超抜粋)

・秋田、山口両県に配備する予定だった陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」について、河野太郎防衛相が配備を停止する方針を表明した。

・イージス・アショアは、山口県のむつみ演習場(萩市、阿武町)では演習地内にミサイルから切り離されるブースターを落下させ、秋田県では海に落とす計画だった。ところが、ブースターを演習場内に確実に落下させられない不備が発覚した。 (住宅に落下する可能性!?)

・イージズ・アショア2基の導入には4500億円が見込まれた。そのうち政府は取得経費などですでに1787億円を計上している。契約済みの費用は今後、米側と交渉することになるが、政府関係者は「米側とはこれから膨大な違約金交渉になる」と懸念を示す。

・机上の空論で強引に計画進めた面も
元自衛艦隊司令官の香田洋二さんの話 迎撃ミサイルの発射後にブースター部分の落下場所を制御するのが技術的に極めて難しいということは、計画が公表された当初から分かっていた。住民の意向を無視して強行突破するのは良いことではなく、いったん配備計画を停止すると表明したことは良い判断。

・防衛省が本当に必要としたか疑問残る
流通経済大・植村秀樹教授(安全保障論)の話 イージス・アショアの導入は安易な計画だったと考えており、そもそも、イージス・アショアは安倍晋三首相がトランプ米大統領の機嫌を取るために購入を決めたようにもみられ・・・。

 このニュースの第一声を聞いて小父さんは一人で大笑いしたね。いろんな評論を聞いていても設置された頃にはロシア、中国、北朝鮮の最新鋭の弾道ミサイル防衛には、時代遅れで役立たず。沖縄の移転基地建設の竣工も10年以上先で、全くこれに似たことが行われているのじゃーないのかい?

 新型コロナ対策の予算の割り振りで、いかに金銭感覚のない人たちが国の方針を決めていることがよく分かったが、これらもマスク2枚を全所帯に配布!なんてのと同じで巨額の予算をドブに捨てているように小父さんには思える。

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