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Channel: 小父さんから
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映画 『若い人』 1962年 日活 / BSプレミアムシネマ

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吉永小百合(江波恵子)に注意する石原裕次郎(間崎慎太郎)、お二人ともみづみづしいこと!

  

石原裕次郎 ☆ 若い人
 
ストーリー
 青い空とそれよりももっと青い南の海につつまれたこの町の女学校は、今日も若い娘たちの歓声でわきかえっている。新人教師間崎(石原裕次郎)は全校中の人気のまとだったが、生徒の中に一人かわった娘がいた。江波恵子(吉永小百合)、頭がよく美人で、勉強ができるくせにわざとしないでいる妙にひねくれたところがある。年若い女教師の橋本スミ子は、間崎のおうようさと、やさしさが恵子の心を救えるのではないかと考えていた。それは、恵子の大胆な作文から私生児である彼女がさまざまな悩みの末、大きな男の愛に飢えていることを知ったからだ。恵子の母親ハツ(三浦充子)は不幸な女だった。若い時には生活苦のため何人もの男に近づき、いまでも場末のいかがわしい所で飲み屋をやっていた。そのハツを連れて間崎の下宿を訪れた恵子は「橋本先生(浅丘ルリ子)は私を嫌ってるの、だからきっと間崎先生が好きなのよ」と真面目くさっていうのだった。修学旅行の日が来た。東京最後の夜、行方不明になった恵子を、間崎はやっと見つけ出した。「先生、好き、このままどこかへ行っちゃおう……」ひたむきな顔でじっと間崎を見あげた恵子は駄々っ子のように泣きじゃくった。こんなことがいつの間にか“恵子が妊娠した”といいふらされてしまった。・・・。~ 映画.com

  
石坂洋次郎のこの長編小説は、17~18歳の頃読み軽いショックを受けたのかな(笑)。それから何冊か読んだと思う。いや、映画の方もなかなか面白い。この頃の石原裕次郎は福岡の80過ぎの姉が大ファンだったな。少し若い世代は、テレビの『太陽にほえろ!』とか『大都会』などに親しみがあるのかも知れないが、小父さんはどちらも知らないのでとても新鮮だ。なるほどこの頃の裕次郎って超クールだね。先日から『夜霧よ今夜も有難う』に『あいつと私』も観たが最盛期の裕次郎の大人気の感覚が分かった気がした(笑)。

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