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那覇の世界遺産、首里城で火災発生 「正殿」ほぼ全焼 / 毎日新聞

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激しく燃え上がる首里城の正殿=那覇市で31日午前4時ごろ、近隣住民撮影  


首里城の正殿で続く消火活動=那覇市で2019年10月31日午後2時53分、本社ヘリから


夕刻になっても放水が続く首里城=那覇市で2019年10月31日午後5時27分、森園道子撮影






世界遺産首里城正殿=2018年12月撮影 

   

那覇の世界遺産、首里城で火災発生 「正殿」ほぼ全焼

毎日新聞 2019年10月31日 04時26分
 31日午前2時40分ごろ、那覇市の首里城で火災が発生した。沖縄県警那覇署などによると消防車十数台が消火に当たったが「正殿」と「北殿」「南殿」など主要部分がほぼ全焼した。「奉神門」や「書院・鎖之間」にも延焼して消火活動が続いている。けが人は確認されていない。

那覇市によると周辺は住宅地。延焼の恐れがあるとして市は防災無線で首里城近くの住民に避難を呼び掛け、小学校や公民館に避難所3カ所を設置した。

 那覇署によると、正殿と北殿、南殿はいずれも木造。今月27日から琉球王国時代の儀式などを再現したイベント「首里城祭」が開かれていた。

 首里城で最古の遺構は14世紀のものとされ、1879年に最後の琉球国王・尚泰(しょうたい)が明治政府に明け渡すまで琉球王国の政治や外交、文化の中心だった。1945年の沖縄戦で焼失したが、その後復元された。首里城跡を含む「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」は2000年に世界遺産登録された。独特の建築様式や石組み技術は高い価値があるとされ、北殿は同年7月の九州・沖縄サミットの夕食会場として利用された。

 首里城から西に約1キロ離れたコンビニエンスストアの男性店員(26)は「付近で消防車のサイレンが鳴り響いた。付近の住民からも心配する声が上がっている」と話した。【遠藤孝康、生野貴紀、柿崎誠】


  先ずは、火災へのお見舞いを申し上げます。沖縄の県民の悲嘆に暮れた言葉をテレビで見、新聞やネットでも拝見した。熊本大地震時の熊本城の被災時の市民の声にもたくさん接したがとても似ているものを感じた。

 小父さんには経験は似た経験はないのだが、世界遺産でもある首里城でこのような火災が発生することがとても信じ難い。例えイベントが開催されていようが、電気系統からの発火であろうが防火管理者や防火責任者は居られると思うし、正に「蟻の穴から堤も崩れる」という故事を思い出す。    

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