記事の国際会館って上の国際文化会館のことだろうか?
毎日新聞 2019年9月18日 大阪朝刊
先日、夫婦で東京へ行き、目的地に迷ったときだった。駅前に設置された案内板に近寄り、「ここが現在地だから国際会館は……」と夫に話しかけると、かたわらの若い男性が「僕も国際会館に行くんです」と言って案内板を見つめている。「同じところですね。でもこの看板には載っていないですね」と私は言って左の方向に歩きだした。
スーツケースを持つ夫は「この方向で合っているのか」と不安げな様子。若い男性も後ろからついてきた。もし方向が反対なら時間の無駄になる。「間違っていたらごめんなさいね」と声をかけると、「一緒に間違えましょ」と笑顔で答えてくれた。聞けば21歳の大学生とのこと。世知辛い世の中で、急ぐことを最優先する世相に反比例した言葉にキュンとなった。
帰宅後、「なんて優しい言葉なの。心が広いのね」と夫に話すと、「いや、俺はそうは思わん。キザだろ。間違っていいなんておかしい」と気に入らない様子。女性はいくつになっても優しい言葉を欲しているのに、頑固で亭主関白な夫は少し野蛮に感じられた。
へへへ、私も頑固なのは否定しませんが、このような見解の相違で年に9回くらいは大声を出して言い合いになります。お金の使い方がどうのこうのというのは全くありませんのに、ちょっと冷静になれば「どうでもいいお話」にどちらも頑として、譲りません。ひょっとしたら私が言い始めることの方が多いのかも知れませんが・・・(笑)。堀内貴美子さん、どうも有難うございました。
毎日新聞 2019年9月18日 大阪朝刊
先日、夫婦で東京へ行き、目的地に迷ったときだった。駅前に設置された案内板に近寄り、「ここが現在地だから国際会館は……」と夫に話しかけると、かたわらの若い男性が「僕も国際会館に行くんです」と言って案内板を見つめている。「同じところですね。でもこの看板には載っていないですね」と私は言って左の方向に歩きだした。
スーツケースを持つ夫は「この方向で合っているのか」と不安げな様子。若い男性も後ろからついてきた。もし方向が反対なら時間の無駄になる。「間違っていたらごめんなさいね」と声をかけると、「一緒に間違えましょ」と笑顔で答えてくれた。聞けば21歳の大学生とのこと。世知辛い世の中で、急ぐことを最優先する世相に反比例した言葉にキュンとなった。
帰宅後、「なんて優しい言葉なの。心が広いのね」と夫に話すと、「いや、俺はそうは思わん。キザだろ。間違っていいなんておかしい」と気に入らない様子。女性はいくつになっても優しい言葉を欲しているのに、頑固で亭主関白な夫は少し野蛮に感じられた。
へへへ、私も頑固なのは否定しませんが、このような見解の相違で年に9回くらいは大声を出して言い合いになります。お金の使い方がどうのこうのというのは全くありませんのに、ちょっと冷静になれば「どうでもいいお話」にどちらも頑として、譲りません。ひょっとしたら私が言い始めることの方が多いのかも知れませんが・・・(笑)。堀内貴美子さん、どうも有難うございました。