高齢者のお困りごと相談例
第一部
認知症と介護について
1、超高齢化社会と2,025年問題
・認知症当事者が700万人(高齢者の5人に1人)
(小話)消費税が1%上がると1兆円の税収が増える。・・・社会保障費充当
ハイブリッド車に乗るとエンジン音が全くなかった・・・操作ミスしないか?
2、認知症の症例と家族介護の限界
・異食、徘徊、排便、暴言、触法
(冷蔵庫を開けて調味料を飲んだ・GPSをつけた主人がお金も持たないのに京都まで行った・
夜中に起きてストーブに小便・お前誰や、出て行けで外に出て車で寝た奥さん・万引きしても
理解できていない→警察を呼ばれたら拘留→実刑もあり)
3、役所の各種申請手続き(家族がやれる事)
・医師の受診(現在での進行状態を確認する)
専門医にかかるまでのハードル高し。介護脳委縮、血流低下など。
長谷川式簡易知能評価スケール→ 1 お歳はいくつですか? 2 今日は何年何月何日 など
合計得点. 30 点満点中 20 点以下は認知症の疑いあり。
・その診断書で介護認定の申し立て
要介護3で特養に入所可。
・障害者手帳(精神)の交付申請
・様子を見て重度障害医療保険の申請
歯医者、内科ほか600円
・進行すると特別障害者手当の申請(32万円/年)
特にお勧めとのこと!認知症は階段状に進行する。
ハードルは高い。
4、介護施設の現状と将来予測
・グループホーム 認知症対応型共同生活介護
・特別養護老人ホーム 在宅での生活が困難になった要介護の高齢者が入居できる公的な「介護保険施設」
・老人保健施設 3ヶ月に1回帰宅の必要。リハビリあり。
・介護付き有料老人ホーム 24時間介護スタッフが常駐し、掃除や洗濯など身の回りの世話や、食事や入浴、排せつなどの介助サービスが受けられる。
5、成年後見制度への対策
・裁判所の法定後見
・金融機関への対策と任意後見契約
第二部
法務的な立場からの支援
1、各種相談の事例紹介
A様(73歳女性)のケース
・ご本人はおひとりでお住まい。
・やや病弱であるため、入院機会がしばしば発生。その際の身元保証人となる親族が近隣に不在、
また老後の不安(認知症等)、死後事務執行者の不在、相続財産についてお悩みがあった。
(対応)
①身元保証、認知対策については当NPO法人を受任者とする任意後見契約を作成
②死後事務(お亡くなりになってからの手続き)については当NPO法人を受任者とする
死後事務委任契約を作成
③NY在住の甥(姉の長男)とIT在住の姪(姉の長女)を受遺者とする遺言書を作成。
当NPO法人が遺言施行者として指名を受ける。
2、遺言の必要性について「遺言がある時、ない時」
3、死後事務委任契約について
雰囲気だけしか記せていないが、トイレで並んだ他の学級生も「今日の講義はよかったね」と。笑いや盛り上がりもあり皆、熱心に聞いていたのじゃーないかな。そういう小父さんが一番理解していない感じ。でも意識は高まったと思う。片山、柴田 両先生貴重な講義を誠に有難うございました。
第一部
認知症と介護について
1、超高齢化社会と2,025年問題
・認知症当事者が700万人(高齢者の5人に1人)
(小話)消費税が1%上がると1兆円の税収が増える。・・・社会保障費充当
ハイブリッド車に乗るとエンジン音が全くなかった・・・操作ミスしないか?
2、認知症の症例と家族介護の限界
・異食、徘徊、排便、暴言、触法
(冷蔵庫を開けて調味料を飲んだ・GPSをつけた主人がお金も持たないのに京都まで行った・
夜中に起きてストーブに小便・お前誰や、出て行けで外に出て車で寝た奥さん・万引きしても
理解できていない→警察を呼ばれたら拘留→実刑もあり)
3、役所の各種申請手続き(家族がやれる事)
・医師の受診(現在での進行状態を確認する)
専門医にかかるまでのハードル高し。介護脳委縮、血流低下など。
長谷川式簡易知能評価スケール→ 1 お歳はいくつですか? 2 今日は何年何月何日 など
合計得点. 30 点満点中 20 点以下は認知症の疑いあり。
・その診断書で介護認定の申し立て
要介護3で特養に入所可。
・障害者手帳(精神)の交付申請
・様子を見て重度障害医療保険の申請
歯医者、内科ほか600円
・進行すると特別障害者手当の申請(32万円/年)
特にお勧めとのこと!認知症は階段状に進行する。
ハードルは高い。
4、介護施設の現状と将来予測
・グループホーム 認知症対応型共同生活介護
・特別養護老人ホーム 在宅での生活が困難になった要介護の高齢者が入居できる公的な「介護保険施設」
・老人保健施設 3ヶ月に1回帰宅の必要。リハビリあり。
・介護付き有料老人ホーム 24時間介護スタッフが常駐し、掃除や洗濯など身の回りの世話や、食事や入浴、排せつなどの介助サービスが受けられる。
5、成年後見制度への対策
・裁判所の法定後見
・金融機関への対策と任意後見契約
第二部
法務的な立場からの支援
1、各種相談の事例紹介
A様(73歳女性)のケース
・ご本人はおひとりでお住まい。
・やや病弱であるため、入院機会がしばしば発生。その際の身元保証人となる親族が近隣に不在、
また老後の不安(認知症等)、死後事務執行者の不在、相続財産についてお悩みがあった。
(対応)
①身元保証、認知対策については当NPO法人を受任者とする任意後見契約を作成
②死後事務(お亡くなりになってからの手続き)については当NPO法人を受任者とする
死後事務委任契約を作成
③NY在住の甥(姉の長男)とIT在住の姪(姉の長女)を受遺者とする遺言書を作成。
当NPO法人が遺言施行者として指名を受ける。
2、遺言の必要性について「遺言がある時、ない時」
3、死後事務委任契約について
雰囲気だけしか記せていないが、トイレで並んだ他の学級生も「今日の講義はよかったね」と。笑いや盛り上がりもあり皆、熱心に聞いていたのじゃーないかな。そういう小父さんが一番理解していない感じ。でも意識は高まったと思う。片山、柴田 両先生貴重な講義を誠に有難うございました。