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映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(Grace of Monaco 2014年 仏・米・ベルギー・伊 合作)/ BSプレミアムシネマ

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ハリウッド・スターからモナコ公妃となったグレース・ケリーが、存亡の危機に立たされた公国を救うために見せた「一世一代の大芝居」を描いている。2014年5月に行なわれた第67回カンヌ国際映画祭でオープニング作品として上映された。

ストーリー
人気の絶頂でハリウッド・スターの座を捨て、モナコ公妃となったグレース・ケリーはモナコ宮殿のしきたりに馴染めず、公務に勤しむ夫レーニエ3世とのすれ違いも重なり孤独を感じていた。結婚から5年が過ぎた1961年12月、グレースのもとに、ハリウッド時代の知己だったヒッチコックが、新作映画『マーニー』の脚本を携え会いに来る。ヒッチコックは、宮殿で孤立するグレースに「『マーニー』の主演を引き受けて欲しい」と依頼する。5年振りの女優復帰に喜ぶグレースだったが、モナコ公妃としての立場を考え回答を保留する。

翌1962年。フランス大統領ド・ゴールは、長引くアルジェリア戦争の戦費を得るため、モナコ政府に対し、モナコ国内にあるフランス企業から税金を徴収しフランスに支払うように要求する。レーニエは「モナコの国家基盤を揺るがす」として徴税を拒否するが、ド・ゴールは「要求を断るなら、モナコをフランス領として併合する」と声明を発表し圧力をかける。両国関係が緊迫した状態となる中、レーニエはグレースの女優復帰を認め、彼女は両国問題が解決した後に女優に復帰することを公表しようと考える。しかし、女優復帰の情報が宮殿内からマスコミにリークされ、グレースは「モナコから逃げ出そうとしている」と批判されてしまう。グレースの相談を受けたタッカー神父は「宮殿内にフランスに内通するスパイがいる」と指摘し、彼女にスパイの捜索を提案する。

  

1962年7月、フランスの圧力に屈したレーニエは課税を了承するが、ド・ゴールはモナコ企業にも課税しフランスに支払うように要求し、モナコとの国境を封鎖する。交渉に失敗したレーニエはグレースに八つ当たりし、女優復帰の話を断るように告げる。ショックを受けたグレースは離婚を考えるが、タッカー神父に諭され思い留まる。グレースはモナコを守るため、タッカー神父の紹介でデリエール伯爵のもとを訪れ、モナコの伝統・外交儀礼についてのレッスンを受ける。一方のレーニエは各国の外交使節をモナコに招き、モナコへの支援を呼びかけようとした。そんな中、グレースのもとに、フランスに情報を流しているのが秘書のマッジだという報告が届く。グレースはルパートにマッジの裏切りの証拠を得て、雇い主が誰かを突き止めるよう指示する。 ~wiki

  

モナコ公妃 グレース・ケリーのことは、シンデレラ・ストーリーと自動車事故死のことしか知らなかったので、ついつい見入ってしまった。そうだよね~、簡単に遠い国からやってきて公妃は務まらないだろう。まだ映画の中でだけしか知らないがフランスとモナコとの関係、それにドゴール大統領の存在が描かれてドキュメンタリーを見ているような印象を受けた。「おとぎ話のような人生こそ おとぎ話だわ」グレース・ケリー  なんだそうだ。


映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』予告編
 

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