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アラン・ドロンとイヴ・モンタンの映画 『仁義』(原題:Le Cercle Rouge 1970年 仏・伊)/ BSプレミアムシネマ

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左から元警官のジャンセン(イヴ・モンタン)、列車で護送中に脱走したヴォーゲル(ジャン・マリア・ヴォロンテ)刑務所を出所したコレー(アラン・ドロン) 

    

フランスでは433万人以上の大ヒットを記録した。一方、日本では上映時間を20分も削除され、興行もヒットしなかった。

あらすじ
マルセイユ近郊の刑務所を出所したコレーは、かつての仲間リコを訪ね、“貸し”を求めるが、断られる。コレーは彼を一喝して 大金を手に入れると、パリへ向かう。その途中、パリに列車で護送中に脱走したヴォーゲルがコレーの車のトランクに潜り込んでくる。

コレーはリコの追手に捕えられるが、 ヴォーゲルに助けられたことで、2人の間に友情が芽生える。しかし、この時の銃撃戦でコレーがリコからせしめた札束が穴だらけになり、使い物にならなくなってしまう。

コレーは出所直前に看守から持ちかけられていた宝石店を襲う仕事のことを思い出す。一度は断ったコレーであったが、一文なしとなり背に腹は変えられず、 その仕事を決行することを決意、新たな仲間としてヴォーゲルの昔の仲間で元警官のジャンセンを加え、計画を進めるのだが、ヴォーゲルを追うマッティ刑事はある策をめぐらし、罠にはめようとしていた。~ wiki

  

 先ずは、タイトルのLe Cercle Rouge ってLeは冠詞でRed Circleのようだが、邦題は『仁義』なんだね。雰囲気で理解しておこう(笑)。またもやアラン・ドロンさん、が強盗で出て来た。イヴ・モンタンなんてシャンソンの「枯れ葉」を唄うことくらしか知らなかったんだが、なんと元警官で狙撃の腕を買われて宝石強盗に加わってる。いやはや、惹きつけられるストーリーなんだが、登場人物が悪者なのか警察なのかが時々分からなくなりながら物語は進む(笑)。でも面白い。そもそもアラン・ドロンが出所する時、「宝石店を襲う仕事」を持ちかけたのは映画の字幕では確か刑務所の「所長」と書かれていたと思う。

  日本での公開当時には上映時間を20分も削除されというが、犯罪の手口のせいなのか、特に伏せたくなるような場面はなかったと思うんだけどな!?

   


 Le Cercle rouge - Trailer
 

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