憂楽帳 　アジアに活路　　/　　毎日新聞

建物と街並みバンコクのスカイライン、タイ。
　
　　ＪＲ九州（九州旅客鉄道）ってやるね～。近所の知人が先日も長い間タイに夫婦で出掛けていたが、こんなサービスアパートメント利用かマンションでも買ったのかな、今度聞いてみよう？（笑）。
　　　「D&S（デザイン&ストーリー）列車」と称する観光列車も繁盛しているんじゃーないかな？鉄道会社経営ではＪＲ東海だけがうまく経営ができているのかくらいに思っていたら、そうではなさそうだ！最もＪＲ各社の損益なんて全く知らないのだが・・・（笑）。

　

憂楽帳 　アジアに活路

毎日新聞　　2019年3月13日　西部夕刊　オッショイ！九州

高級ホテルやマンションなど高層ビルの建設ラッシュに沸くタイの首都バンコク。ＪＲ九州の海外不動産事業取材で７年ぶりに訪れた中心市街地や寺院などの観光地は、欧米やアジアからの観光客でにぎわい、活気に満ちていた。

　ＪＲ九州は、長期滞在する観光客や駐在員のためにキッチンや洗濯機を備えたサービスアパートメントや米マリオット系ホテルの経営権を取得。今月４日には現地企業と海外初となる分譲マンションの開発計画を発表した。

　２年前開設の同社バンコク事務所の長井信市朗所長（４４）は、流通部門や米国留学を経て抜てきされ、現地スタッフらと情報収集や現地企業との信頼構築に努めてきた。タイの案件は、いずれも都心を走る高架鉄道の駅から徒歩圏内の好立地で共通している。価格など条件を吟味し「慎重かつ大胆に」選択した結果だ。

　長井所長が仕事で心掛けるのは、国内と同様に「誠実であること」。マンションの設計では国内の蓄積をもとにシャープな外観デザインを提案。国内市場が縮小する中、成長するアジアに活路を見いだす旅は続く。【石田宗久】