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高丘コミセン 高齢者大学 「地域の魅力再発見」 ~まち歩きのたのしみ~ヘリテージ明石 吉川悟先生

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  ヘリテージ(heritage)とは歴史的遺産という風な意味だが、そういったものを「まち歩き」をとおして明石の中で再発見していこうという試みで、それらを広めていこう、なんとか存続していこうとしておられる。

 例えば、そこの家が栄えていたら壊して新しい建物を作るし、さびれていくとしたら維持が出来なくなって潰してしまう。そのものを残していくのは非常に難しい状態なわけ。

 国の有形登録文化財を明石でも増やしていこうとしているが、その目安は築50年で明石の天文科学館は登録文化財になっている。

 生活様式が変わって今見られなくなったもの出てくる。昔の建物は材木が高くて手間代が安かったが、今は手間代が高くて緻密な作業ができなくなった。小中学校でも飾りのない鉄筋コンクリート造が普通。

 当たり前の風景として、魚住には瓦工場の煙突がたくさんあったが、
今では1本しかない。見つめ直し、記憶をたどる、まち歩きがあらたな観光の形として見直されている。

 三手先斗栱(みてさきときょう)は、軒下に使われるが縁の下は珍しい。

 スパニッシュ風明石瓦がほどこされている。 

  家の前でチュンチュンと話こまないようよう張り紙。


 

左:この一帯の海岸は段丘になっており、その擁壁に瓦が使われている。右:明石瓦は昭和40年頃が最盛期でやがてこの赤い色の屋根も見られなくなるかも知れない。(塩焼瓦とは焼成の最終段階で、食塩を投入して焼いた瓦で、吸水率が低く凍害に強く変色性も少ない。その色から赤瓦とも呼ばれている。)

 
 
 あと、4~5倍の説明があったが、昔流行ったディスカバー・ジャパンではないが、正にディスカバー・アカシにもヘリテージがたくさん転がっていることを再認識した。下のようなエリアごとの冊子をもう、6種類編集されていて今回は真ん中の魚住編を全員にいただいて説明された。

   
  吉川悟先生、見過ごして来た私たちの町のご講義を誠に有難うございました。


   


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