漂流中のガリヴァーと遭遇する巨大な「空飛ぶ島」ラピュータ
これはいい!日ごろ孫と遊ぶ機会も少ないのでこの本を読み聞かせることを小父さんの夏休みな課題としよう!
嵐山幸三郎さんは10年前に本『不良定年』で知ったな~。たぶんこれは、氏の遊びだったと思うが彼の小説を読んだことなかったのじゃーないかな?
子供にとって『ガリヴァ旅行記』の第三編と第四編は面白いのかも知れないが、wikiで斜め読みすると大人にとってはかなりの哲学も要りそう。まずは、本屋か図書館で手にしてみよう。
『ガリヴァ旅行記』 スウィフト子供が喜ぶ奔放な想像力 嵐山幸三郎(作家、1942年生)
孫と読みたい一冊 ~ 文藝春秋九月号から
ガリヴァの「小人国」「大人国」への旅行記は、絵本などで広く読まれているが、後半の第三編と第四編が面白い。筆者のスウィフトは1667年アイルランドのダブリンに生まれ、本業は牧師だったが、ロンドンの政治家や文人とつきあい、毒舌をふるって活躍した。
第三編は磁石の力で動く円形の島(ラピュタ)、死んだ人に会える魔法の国(グラブダブドリップ)の他日本も登場する。ガリヴァは日本の皇帝から1百四十四枚の金貨と赤ダイヤをもらったが、赤ダイヤはイギリスに帰ってから一千百ポンドで売ってしまった。首府のエド(江戸)に上陸するとき、親書を提出すると、町奉行はガリヴァ一行を国賓扱いにしてくれて、馬車、随員までつけてくれた。ナンガサク(長崎)まで無事に送り届けてくれと申し出、「わが同胞に課せられる十字架踏みの儀式だけは免除いただきたい」と言った。各章に、ガリヴァが旅行した国の地図があり、日本の地図も示されている。
第四編はフウイヌム国という馬の国で、馬が万物の霊長であり、人間はヤフーと呼ばれて、一番下等な動物である。
全作を通じて、人間への風刺がみち、奔放な想像力があって子どもたちに喜ばれてきた。スウィフトは生まれながらに父親の顔を知らず、手に負えない不良児だった。だけど「立派な人になるため」だけに本を読むわけではないのです。
今日も訪問 ありがとうございます。
ランキングに参加しています。クリックして応援お願いします。
にほんブログ村 人気ブログランキング
これはいい!日ごろ孫と遊ぶ機会も少ないのでこの本を読み聞かせることを小父さんの夏休みな課題としよう!
嵐山幸三郎さんは10年前に本『不良定年』で知ったな~。たぶんこれは、氏の遊びだったと思うが彼の小説を読んだことなかったのじゃーないかな?
子供にとって『ガリヴァ旅行記』の第三編と第四編は面白いのかも知れないが、wikiで斜め読みすると大人にとってはかなりの哲学も要りそう。まずは、本屋か図書館で手にしてみよう。
『ガリヴァ旅行記』 スウィフト子供が喜ぶ奔放な想像力 嵐山幸三郎(作家、1942年生)
孫と読みたい一冊 ~ 文藝春秋九月号から
ガリヴァの「小人国」「大人国」への旅行記は、絵本などで広く読まれているが、後半の第三編と第四編が面白い。筆者のスウィフトは1667年アイルランドのダブリンに生まれ、本業は牧師だったが、ロンドンの政治家や文人とつきあい、毒舌をふるって活躍した。
第三編は磁石の力で動く円形の島(ラピュタ)、死んだ人に会える魔法の国(グラブダブドリップ)の他日本も登場する。ガリヴァは日本の皇帝から1百四十四枚の金貨と赤ダイヤをもらったが、赤ダイヤはイギリスに帰ってから一千百ポンドで売ってしまった。首府のエド(江戸)に上陸するとき、親書を提出すると、町奉行はガリヴァ一行を国賓扱いにしてくれて、馬車、随員までつけてくれた。ナンガサク(長崎)まで無事に送り届けてくれと申し出、「わが同胞に課せられる十字架踏みの儀式だけは免除いただきたい」と言った。各章に、ガリヴァが旅行した国の地図があり、日本の地図も示されている。
第四編はフウイヌム国という馬の国で、馬が万物の霊長であり、人間はヤフーと呼ばれて、一番下等な動物である。
全作を通じて、人間への風刺がみち、奔放な想像力があって子どもたちに喜ばれてきた。スウィフトは生まれながらに父親の顔を知らず、手に負えない不良児だった。だけど「立派な人になるため」だけに本を読むわけではないのです。
今日も訪問 ありがとうございます。
ランキングに参加しています。クリックして応援お願いします。
にほんブログ村 人気ブログランキング