韓国のキャッスレス化と競争する必要もないとは思っていたが現金主義のガラパゴス状態という言葉には気になるね~。
ん?ご祝儀や香典もスマホでキャッシュレス化されるのかな?う~ん、しっくり来ませんね~(笑)。時代はATM屋さんに不景気をもたらし、クレジットカード・電子マネー・QRコードなどなど、どこまでもIT産業屋さんが支配してしまう世の中がやって来るのか お~っ、怖!
春秋 ニッポンの紙幣づくりの技術は世界一だという
2018/5/27付 日本経済新聞
ニッポンの紙幣づくりの技術は世界一だという。いまの1万円札が世に出るとき、原版に肖像を彫る旧大蔵省の工芸官は匠の技を駆使し、極めて偽造が難しい福沢諭吉を誕生させた。その名人を取材すると、ストレスで胃をやられて半分切った、と苦笑していたものだ。
▼入魂の職人芸と最新のテクノロジーが融合した、われらが日銀券である。だから人々のお札への信頼は厚く、いつでもどこでもまず現金を財布から出すのかもしれない。それにすっかり慣れていたのだが、気がつけば海外ではキャッシュレス化が急速に進んでいる。日本はもはや現金主義のガラパゴス状態とさえいわれる。
▼先ごろ韓国を訪れて驚いたのは、どんな小さな店でも食堂でも、レジで現金のやり取りをほとんど見ないことだ。クレジットカードや電子マネー、さらにはQRコード読み取りも幅をきかせ、およそお札の出番がない。韓国のキャッシュレス決済の比率は9割と断トツだが、欧米でも5割は超える。日本は2割程度という。
▼日本人の現金主義はATM網の発達をもたらし、それがまた「信仰」を増幅してきた。キャッシュレス化が進めばそんなATMだって維持費が減り、小売店の負担も軽くなるが、2027年で4割という政府目標の達成も微妙だという。こうなったら、美しく安全なお札を体験するツアーなど外国人に売り込みますか……。
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