記事/発信箱:王様のドライブ＝小倉孝保（欧州総局）　「女王から周辺散策に誘われ　　毎日jp　

映画『クィーン』の中のエリザベス女王　　

毎日新聞　2012年11月14日　00時19分
　サウジアラビアでは今も、女性の運転が禁止されている。「男性といかがわしい関係を持つことを防ぐため」など妙な説明がなされているが実は、アブドラ国王はかつて、女性の運転する車に乗ったことが１度ある。運転したのはエリザベス英女王だ。

　１９９８年９月、当時皇太子だった国王は、英スコットランドで女王と昼食をとった。その後、女王から周辺散策に誘われ、国王が用意された四輪駆動車の助手席に座ったところ、運転席に乗り込んできたのが女王だった。戸惑う国王を尻目に、７２歳の女王はさっそうとエンジンをかけ車を発進させた。

　サウジ大使を務めた元英外交官のクーパーコール氏（５７）が先日発売の著書「根っからの外交官」で明かしている。女王は第二次世界大戦中、女子国防軍でトラックの運転、修理を学んでおり、運転はお手の物。このときも賓客に話しかけながら、スピードを上げたらしくアブドラ国王は「こっちを見ないで、道路を見てください」と言ったという。

　　　 　右はアブドラ国王

　外交官として女王と個人的に話す機会のあったクーパーコール氏は「女王は素晴らしいユーモアの持ち主です」と言う。国王を隣に自らハンドルを握ったのも女王一流のちゃめっ気かもしれない。

　さらに、この元外交官によると、女王は毎日、１００通を超える外交公電に目を通すなど、政治に距離を置きながらも最新の世界情勢を頭に入れている。サウジ女性の置かれた状況についてよく把握したうえで世界で唯一、女性の運転を許さない国の権力者をドライブに連れ出すとは心憎い。

　アブドラ国王は昨年、個人的には女性の運転を容認する考えを示した。女王とのドライブが案外、お気に召したのかもしれない。

へーっ！７２歳の女王ね〜。写真の映画『クィーン』では、確かジープで独りで狩りに出掛けられて車が故障するんじゃなかったかな？小父さんの記憶に間違いがなければ、その昔チャールズ皇太子もジェット戦闘機を操縦していたような・・・。

　下の記事がネットにあった。　
　女性は一個人としては認められていないので女性個人の身分証明書やパスポートはなく、夫や父親の身分証明書に写真入で添付されています。サウジでは女性は自動車を運転できません。旅行も女性独りでは行けませんし、女性の一人歩きも禁止されています。選挙権もありません。職業に就くことも原則として出来ないようです。〜サウジの女性から

　中国や北朝鮮の可笑しな社会の仕組みの情報はどんどん流れてくるが、サウジアラビアという国も面白いね。人口は25,700万人でGDPは4344億ドルであり、日本・九州の75%程の経済規模だそうだ。いろんな国があるんだね。


　　
　サッカー日本、オマーンに２―１　　中日スポーツ　　

　　　　　

　やったね、岡崎。後半、追いつかれた時は、もう勝てないと思った。香川抜きでも強いんだね。土曜日、サワコの部屋で川口キャプテンがしみじみと話していたが、みんなヨーロッパのクラブで力量を上げてここまできたんだね。プロ野球も大リーグとこんな行き来があったらいいのに。野球は閉鎖的なのかな！？

　　

　プールメモ：今日も上のちびっ子スイマーに3コース占領されながら泳いだが、うまい具合にコース内は3人だけだったので伸び伸びと泳げた。が、頑張って脚を屈伸していたら585mくらいから左脚がつりはじめたので、両手と右脚を一生懸命動かして600mをゴールした。こんな小技だけは上達しているのかな（笑）

　ちなみに上の写真の子はジュニアコース、この前が幼児コース（3才児〜未就学児）、もうひとつ前に親子コース（6ヶ月〜2才児の子供と保護者）というクラスもある。

　



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