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記事/発信箱:夫を信じられますか?=小国綾子(夕刊編集部)「捕まる前に走って逃げろ」と  毎日jp

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映画『それでもボクはやってない』から  

  
 
毎日新聞 2012年11月13日 01時24分

 あなたは夫が痴漢容疑で逮捕された時、無実と信じられますか。あなたの妻は信じてくれますか。

 全国痴漢えん罪合同弁護団団長の秋山賢三弁護士に、痴漢と間違われた時の対処法を聞いて、そんなことをふと考えた。昔は「捕まる前に走って逃げろ」と言われたものだが、防犯カメラが増えた昨今、「逃げたら逆に疑われる。被害者や駅員に名刺を渡し、自分はやっていないし逃げも隠れもしないと伝え、その場を速やかに立ち去る」が模範解答。それでも駅員室に連れて行かれそうになったら「『身分を明かしている私を現行犯逮捕すれば、虚偽の告訴の罪に触れる場合もありますよ』と警告。警察を呼ばれたらその場で当番弁護士をすぐ頼む」だそうだ。

 ひとたび現行犯逮捕されたら、否認する限り起訴前の保釈はない。取調官はささやくだろう。「痴漢なんて認めればすぐ保釈。罰金で済むぞ。否認して裁判になったらまず有罪だ」。実際、日本の有罪率は99%。百戦錬磨の老弁護士ですら「私だって虚偽の自白をしたくなるかもしれません」。痴漢容疑を否認中の事件は現在100件近い、と複数の弁護士が推算する。痴漢はたぶん今、「最も身近なえん罪」だ。痴漢行為は許せないが、えん罪も許せない。

 痴漢えん罪の担当を嫌がる弁護士は多い。なぜか。「つらいから。前科もない真面目な人が有罪にされ、仕事を失う。判決日は飯が喉を通りません」と秋山弁護士は打ち明ける。無罪を勝ち取るには目撃者や物証が必要だ。「私の夫が……」と妻や友人が駅構内に立ち、目撃者探しのビラを配ることで、容疑を晴らせることもある。

 塀の中は一人では闘えない。最大の敵は孤独。最大の味方は家族や人とのつながりだ。




 ストカー行為とか、盗撮が日々のニュースをにぎわせている昨今、くわばらくわばらだね。満員の通勤列車で通って、こんな疑いを持たれることも、検挙もされずに本当によかった。ラッシュアワーと言ったら若い女性と男どもが密着しても何の不思議もない。そこで男に痴漢気があろうが、なかろうが、どこまでが痴漢か、どこまでが痴漢じゃないか線引きのしようもないのじゃーないかな?本当に、通勤でそんな状況の時(密着)は“怖かった!”(笑)。今では、女性専用列車もどの鉄道にでもついているので少しは緩和されたのかな?

 でも現実に、痴漢えん罪で闘っておられる人がいるのは本当に気の毒だ。こんなことで仕事や家庭を奪われてしまってもどうすることも出来ない法律のもとで暮らしているんだね。もちろん痴漢行為を受ける側にはいい世の中になって来ているんだろうけど・・・。

 確か、映画『それでもボクはやってない』をブログに書いたような気がしたので探したら見つかった。テレビでの映画の後に息子と大激論をやったそうだ(爆)。その内容は覚えていない。 




それでもボクはやってない・予告編   



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