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Channel: 小父さんから
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全身麻酔初体験

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腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術~写真は国立病院機構高知病院からお借りした       
  
 4泊5日の外泊から戻りました。おへその上に食事をすると小さなコブが出来、時には液体が流れている音もするので健康診断でたずねたら「腹壁ヘルニア」だとのこと。腸を守っている筋肉に穴が空いているというわけで腹腔鏡を挿入して、腹膜の外側にポリプロピレン製のメッシュを留置し、固定する手術を施してもらった。

 時々、お腹のコブが隆起してくる以外は痛くもかゆくもないわけですが放置していると、今2~3cmの穴がだんだん大きくなるということだそう。事前に総合病院に2回行き、前日から入院して、当日は朝7時から浣腸!紙パンツに  医療用弾性ストッキング 足首からふくらはぎを圧迫加圧して、むくみを解消し血栓を予防すると言うギチギチの物を履かされ、点滴しながら歩いて「いざ、手術室へ!」ベッドに寝かされ「酸素が出てくるので10回吸ってください。もういちど10回吸って・・・」と言われれて3~5回まで数えただろうか・・・? 次は担当医が私の顔の前で「小父さん!小父さん!終わりました」と声をかけているではないか。何にも憶えていないわけですね。

 病室のベッドに戻って「ああ、全身麻酔って簡単だな」と思ったのも束の間、それからは何の何の  足先からふくらはぎまでのしぼり上げエアーマッサージャーを装着され、腕には自動測定の血圧計、鼻には酸素を突っ込まれ、指にも酸素測定器、胸他には心電図のパッチ、腕には点滴、1時間ごとと体温と血圧測定記録などなど。4人の相部屋だったが、3人のご高齢の方は一晩中ナースコールを繰り返す(これがとても気になる。含む 下の世話)は、救急車の病院への到着サイレンも朝まで10回以上鳴っていた。全身麻酔手術は簡単に通り抜けてもこんなしんどさが待っていたとは!ウトウトとはするが、もう、眠られたもんじゃーない。  

 そういえば、手術前日に「点滴抜き」「暴力をふるう」「自殺行為」ほか観察用具が必要となったら身体行動制限をするという同意書も取られていた。なるほどね~と妙に感心しました(笑)。 





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