※雪が多かったため上げ庭(外より一段高い土間)になっている。
美山かやぶきの里の位置図
茅の葺き替えは、一部を葺き替える部分葺き。かつては50年持った屋根が、
中で火を焚かなくなったため、 屋根の南面は20年強、北面は15年ほどしか持たない。
京都府南丹市美山町北村、この地区の約50戸(住民100人)のうち、住宅32棟、民俗資料館や店舗など6棟が茅葺き屋根の建築。 後ろに北山杉の見事な林を抱えた美しい山、その手前に点在する茅葺きの民家、前に広がる水田、そして前に流れる由良川、 この日本の原風景とも言える景観を形作るすべてのものが、
平成5年12月に国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けた。(全日本通訳案内士連盟の河野久美子さんのレポートから抜粋)
「ぶらり歩こう会」運営トリオ
「美山かやぶきの里」とはいったいどこなんだろう?と思って貸切バスに揺られて行ったが、今地図で確認すると、もう日本海の方が近かったんだ。バスガイドさんが、繰り返しこの高速道を1時間強走ると天橋立です」と言ってた意味が分かった。
かやぶきの里のガイドさんによると、岐阜県高山市の白川郷よりも小型の家屋で白川郷が男性的ならば美山かやぶきの里は女性的だという説明もあった。
夜になるとホタルも舞うらしいが、そんな光景にも接したいものだ。今日の行程は、西国21番札所の穴太寺~美山路酒の館~美山かやぶきの里の三か所で約9時間の旅行だった。