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憂楽帳 クレージー 「別に人格をけなされたわけではない」 / 毎日新聞

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 日本人は働き蜂なのか?まあ、日本人の目から見たら当たり前に見えると思う。他社とのスクープ合戦もあるだろう。そうしないと食えないんだよな!

 ところで選手村に入らない国や選手村がちゃんと出来ていないことや、竣工しても枕や便座が盗まれたり(笑)、狭い上に各部屋にはテレビがないなどなど今日のテレビでやっていたね。リオ・オリンピックは大丈夫?選手の環境が悪いことだけは確かなようだ。

 ということは、取材する記者さんたちの環境はもっと悪いだろうと想像するね。 

   

憂楽帳 クレージー

 毎日新聞2016年7月27日 西部夕刊
 「ユー・アー・クレージー」。12年前のアテネ五輪を取材している時に、隣に座っていた米国記者から声をかけられた。別に人格をけなされたわけではない。私たち日本人記者の仕事ぶりを驚いた言葉だった。

 期間中、日本のメディアはここぞとばかりに五輪報道に走る。当然、現地にいる記者は大量の記事を送信しなければならない。それも朝刊、夕刊があり、さらには時差が生じている。会場でひたすらパソコンに向かい、競技をほとんど見られないこともあった。

 一方、海外の記者はどうか。その記者によれば、記事は1日1本送るかどうか。目の前で繰り広げられる競技を楽しみ、メディアセンターにあるバーでスポーツ談議に花を咲かせている彼らをうらやましくも思った。

 まもなく南米初のリオデジャネイロ五輪が始まる。開幕前から、現地の治安をはじめ、ロシアのドーピング問題などで騒々しくなっている。しかし、そこはスポーツの祭典。“クレージー”な同僚からのドラマを楽しみにしている。【百留康隆】

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