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Channel: 小父さんから
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映画『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』(2011年 仏)

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たくさんの銃口を突き付けられても立ち向かうスーチー女史。映画ではこの後、将軍が「撃て」と言った幹部と中断して「引き上げろ」と言った幹部を名乗らせ、その場で「撃て」と言った幹部を射殺する。理由はここでスーチー女史を殺せば彼女の父、殺され殉教者になったアウンサン将軍と同じになるからだと。     
 

 BSプレミアムで3月18日放送を録っていたこの映画をやっと観た。見始めると最後まで見届けたくなるものだ。奇しくも先ほどのニュースではミャンマー新政権 スー・チー氏が4閣僚を兼務とのこと。

 たぶんアウンサンスーチー女史のいばらの道はその生涯引きずっていくだろうが、映画の上であれ、飼い殺しみたいな軟禁生活の様子が見れて興味深かった。小父さんが全く知らなかったのはミャンマーへの入国も出来なくなった英国の夫と息子たちの影の大きなサポートだ。初めから終わりまでその愛情の深さが大きく描かれていた。

 
    

 軍事政権が続くビルマ(現ミャンマー)で民主化運動を牽引し、1991年にはノーベル平和賞を受賞する一方、国内では通算15年という長きにわたって自宅軟禁を強いられ、それでもなお民主化の旗を降ろさなかった不屈の女性アウンサンスーチー氏の激動の半生を映画化した伝記ドラマ。主演は「グリーン・デスティニー」「レイン・オブ・アサシン」のミシェル・ヨー。監督は「アーサーとミニモイの不思議な国」「アデル/ファラオと復活の秘薬」のリュック・ベッソン。

 ビルマの独立運動に尽力し、民衆から慕われながらも政敵の凶弾に倒れたアウンサン将軍を父に持つアウンサンスーチー。英国のオックスフォード大学で学んだ彼女は、やがてチベット研究者のマイケル・アリスと結婚、2児の母となる。その後、心臓発作で倒れた母の看病のためビルマへと帰国したスーチーは、民主化を求める人々から熱狂的に迎えられ、彼女を中心に民主化運動がかつてない盛り上がりを見せる。これに危機感を抱いた軍事独裁政権は、次第にスーチーへの圧力を強めていくが…。
allcinema

   

 弾圧を受けた若者を抱きとめた後



民主化運動演説のため秘境の少数民族を訪ねて



どこまでも愛し合った夫と息子たち

  

 二人の息子は現在はミャンマーと英国を往復しているのかな? 

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