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高齢者大学の18日目  明石のため池

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谷をせきとめて作られた谷池と平地のくぼ地につくられた皿池          

 昨日の講義は終わった後、トレーニングもやったので疲れも残り頭も動かずまとめることが出来なかった。今日もちゃんと整理できないけどなんとかメモだけは残して置こう!この日の内田先生の講義は、突然
林崎疎水の掘割祭で唄われる「堀割の歌」 を口ずさまれたり、「水神」という文庫本の紹介では著者の帚木蓬生(ははきぎ ほうせい)の名前を「何と読むんでしょうね~?読めません」と言う風なとても親しみ易い2時間だった。

 小学生にもどこかで教えておられるらしくって米作りに必要な4つのものは何かという質問を投げかけられた。1.太陽、2.水、3.農地、4.人間の力 だとか。
下の全国のため池数ベスト5を見ても兵庫県がため池王国であることが分かる。その内明石市には100を超えるため池がある。
    
なぜ、こんなにたくさんのため池が造られたのか?ア)温暖少雨、瀬戸内式気候 イ)海岸段丘・いなみ野大地の地形 ウ)新田開発の際、水利権ほか。

 ため池の多面的活用としては
・農業用水・防災機能・動植物の生息の場→野鳥観察会10年目・憩いの場→朝夕に多くの人が散歩・里と海の協働→海苔の色落ちを防ぐ、クリーンキャンペーンの実施


 
 コミュニテイセンターのすぐ近くのため池は釣り場、ウォーキング場などの限りなく公園に近いと思う。


追記21世紀は水の世紀・・世界各地で水不足が
中国の黄河を断流させたり、米・西海岸では地下水の汲み上げにより枯渇で塩水化現象

日本で1トンの穀物を作るには、1000トンの水を必要とする。3000トンの穀物を海外から輸入することは300億トンの水を輸入→琵琶湖一杯ぶんに相当。

世界各地での異常気象は→穀物輸出大国が勝ち組になるだろうとの予測。外国から安い食料の輸入、ため池・農地などの農業基盤を壊しては、後の祭りになりはしまいか などなど。


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