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データ偽装 建設会社は先月下旬に問題把握 / NHK NEWSWEB

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 今、毎日トップニュース扱いのようだが、「くいの工事を請け負った旭化成建材」を標的にしている報道は滑稽だよ。

 設計はどこだか知らないが、施工管理をやった建設会社とマンションを販売した事業主を大いに責めなさいよ。マンションを買った入居者はくい打ち工事屋さんから購入したわけではないんでしょ!設計事務所があるのならそこにも責任あり。

 やっと、ゼネコンと事業主へ矛先が変わったようだ。

  
  

データ偽装 建設会社は先月下旬に問題把握

NHK NEWSWEB 10月16日 18時28分 横浜市のマンションで建物を支えるくいの一部のデータが偽装されていた問題で、NHKは会社側が行った住民説明会のやり取りの記録を入手しました。住民からは説明や対応が不十分だという批判が相次ぎ、建設会社は先月下旬に今回の問題を把握していたことを明らかにしました。

今回の問題で、販売会社の三井不動産レジデンシャルは建設会社の三井住友建設と共に今月9日から住民説明会を開いていて、NHKは今月10日の説明会後に会社側が作成し、住民に配布したやり取りの記録を入手しました。
それによりますと、住民からは「壁紙や窓枠にゆがみがある」といった声や、「資産価値の低下に対する補償はどうなるのか」といった質問が相次いでいます。
これに対して会社側は、10日の段階では「建物の補修工事を行いたい」と述べたうえで、「性能が回復すれば資産価値は下がらない」などと説明しています。
住民からは「価値が低下しない」とした根拠を示すよう求める意見や契約解除を求める声が上がったほか、説明や対応が不十分だという批判が相次ぎました。
また、説明会で三井住友建設は、先月23日の時点で今回の情報を把握し、翌日、業者から聞き取りを行ったことを明らかにしたうえで、「データの改ざんを見つけられなかったのは、元請けである自分たちの管理が不十分だった」と説明しました。
住民を対象とした説明会は15日夜も開かれていますが、マンションを販売した三井不動産レジデンシャルは、同じ敷地にある4棟のマンションをすべて建て替えることを基本的な枠組みとして、住民と協議を進めていく方針を示しています。

問題発覚の経緯は

今回の問題が発覚したのは、棟と棟を結ぶ渡り廊下の手すりの高さがずれているのをマンションの住民が発見したことがきっかけでした。
問題のマンションを販売した「三井不動産レジデンシャル」などが住民説明会で配付した資料や横浜市などによりますと、マンションの住民が棟と棟を結ぶ渡り廊下の手すりの高さがずれているのを見つけ、去年11月、マンションの管理組合が会社側に連絡しました。
これに対し、会社側は「東日本大震災の影響とみられる」と回答したうえで、調査を行う方針を示しました。ことし2月に簡易調査が行われ、手すりの部分が上下に最大で、およそ2センチずれているのが確認されました。会社側は6月から7月にかけて地盤などの調査を行った結果、一部のくいが「支持層」と呼ばれる強固な地盤に達していなかったことが分かり、管理組合に報告しました。
報告を受けた住民は8月に横浜市に相談し、市は現地を視察します。

先月には会社側の調査結果がまとまり、住民と横浜市に報告されました。この中では「52本のうち8本のくいが強固な地盤に届いていなかったり、十分な深さに届いていなかったりした」と工事に問題があったことを認める一方で、建物の安全性については「大地震が起きても倒壊のおそれはなく、緊急を要する危険性はない」として補修工事で対応する考えを示しました。
今月に入って、問題となったくいの工事について新たな事実が明らかになります。会社側のその後の調査で、工事を請け負った「旭化成建材」が、工事の報告書に別の棟のデータを流用する形で虚偽のデータを記載するなどしていたことが分かりました。
横浜市は14日、建築基準法に違反している疑いがあるとして調査を始めたことを明らかにしました。
一方、会社側は今月9日から住民を対象にした説明会を開き、これまでの経緯などを報告していて、15日夜は「三井不動産レジデンシャル」の藤林清隆社長が説明会に初めて出席し、住民に謝罪しました。

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