写真は女優、高橋惠子さん(60歳)
木原和代さん、大変参考になります。実は私は貴姉とは全く同じ年齢です。生意気にもご主人が、弟さんの奥さんのこととか、昔の恋人に大きな反応を示されたことには可愛いらしさも感じます。
でも、木原和代さんのお気持ちを読んでそういうこともあるのだと納得しています。上の写真の高橋惠子さんの例はちょっと違いましたかね。ほとんどのスポーツ選手の奥さんは女子アナでしたから・・・。
それで、問題の7月14日の男の気持ちは探して読みましたが、そこには何も書かれてないような気がしました。でも行間からは、木原和代さんのおっしゃりたいことも伝わってきた気もします。「親しき仲にも礼儀あり」でしょうか、夫婦間でも言葉遣いには気をつけていきたいものです。しかし、7月14日の男性も木原和代さんもお幸せな人生を送られているようで素敵です。夫婦ってそんなものなんですね!我が家もよく喧嘩しますが、幸せです!(笑)。有難うございました。
女の気持ち:美人なんて… 大阪府羽曳野市・木原和代(主婦・68歳)
毎日新聞 2015年07月29日 大阪朝刊
7月14日の男の気持ち「美人の奥さん」を読んで、30年以上前にした夫との大げんかを思い出した。原因は、夫の弟が美人の奥さんと結婚して悔しがっているのを見て、私の怒りが爆発したのだ。私は夫に追いかけられ、割れたドアのガラスで左手の甲を切った。血が止まらず、自転車で病院に行った。傷口がちょうど結婚指輪の箇所だったので指輪をはずして治療してもらった。4針ばかり縫ってもらったと記憶している。
帰り道、指輪を見ていたら腹が立ってきて、「ええい、こんなもの!」と道端に捨ててしまった。夕暮れ時で、指輪はどこかに消えてしまった。惜しいことをしました。夫への恨みを指輪に八つ当たりすることで晴らしたのかもしれない。
夫には結婚前に美人の恋人がいたが、彼女の両親の反対で結婚できなかったらしい。私と結婚して数カ月後。彼女が夫の実家を訪ねて来て、それを知った夫は飛んで行ったが会えず、ショックで熱を出して寝込んだことがある。美人の恋人と結婚できなかったことを後悔する夫との生活はやるせなかった。
それでも、4人の子どもに恵まれ、無我夢中で生きてきた。あっという間に47年が過ぎ、今では孫も12人。幸せな人生と言うべきかもしれない。3年後には金婚式を迎える。二人そろって元気でお祝いできることを今は願っている。
それにしても、男って美人と結婚する夢を持ち続けているものなんだなあと、「男の気持ち」を読んでつくづく思った。
男の気持ち:美人の奥さん 兵庫県尼崎市・〇〇〇〇(アルバイト・67歳)
毎日新聞 2015年07月14日 大阪朝刊
スポーツ選手の奥さんにはなぜか美人が多いように思う。スポーツ番組のテレビ中継を見ているときなど、応援で来ている奥さんを時折アップで映したりしている。
「なぜ一流スポーツ選手の奥さんには美人が多いのだろうね」と連れ合いに話しかけると、「ふん、お金よ。一流選手ともなれば多額の収入があるので美人と結婚できるのよ」との返事。
「ほう、それでは収入が少ないと美人は嫁に来てくれないのか」などと言って連れ合いをしげしげと見つめた。彼女はまずいことを言ってしまったような顔をしている。収入の多寡や美醜でお互いによき伴侶に巡り合えるか否かは絶対条件ではない。が、選択肢の一つであることは事実であるように思う。
私など結婚を決めたとき、この収入で妻子を養っていけるだろうかと不安であった。彼女も私の収入を聞いて両親に相談したところ、「今はその程度だが、いずれ昇給していくので心配ない」と言っておられたそうだ。
一流スポーツ選手の足元にも及ばない収入からスタートし、何とか今日に至ったのは連れ合いのおかげと感謝感謝の気持ちである。
しかしながら、もし私がそのとき高収入を得ていたら、もっと美人と結婚していたかも、なんてことは口が裂けても言えない。だが、「もし」ということは歴史上でもいろいろ想像してみる楽しさがある。私も「もし」を思いながら床に就いたが、すぐ夢の世界へと入っていった。
木原和代さん、大変参考になります。実は私は貴姉とは全く同じ年齢です。生意気にもご主人が、弟さんの奥さんのこととか、昔の恋人に大きな反応を示されたことには可愛いらしさも感じます。
でも、木原和代さんのお気持ちを読んでそういうこともあるのだと納得しています。上の写真の高橋惠子さんの例はちょっと違いましたかね。ほとんどのスポーツ選手の奥さんは女子アナでしたから・・・。
それで、問題の7月14日の男の気持ちは探して読みましたが、そこには何も書かれてないような気がしました。でも行間からは、木原和代さんのおっしゃりたいことも伝わってきた気もします。「親しき仲にも礼儀あり」でしょうか、夫婦間でも言葉遣いには気をつけていきたいものです。しかし、7月14日の男性も木原和代さんもお幸せな人生を送られているようで素敵です。夫婦ってそんなものなんですね!我が家もよく喧嘩しますが、幸せです!(笑)。有難うございました。
女の気持ち:美人なんて… 大阪府羽曳野市・木原和代(主婦・68歳)
毎日新聞 2015年07月29日 大阪朝刊
7月14日の男の気持ち「美人の奥さん」を読んで、30年以上前にした夫との大げんかを思い出した。原因は、夫の弟が美人の奥さんと結婚して悔しがっているのを見て、私の怒りが爆発したのだ。私は夫に追いかけられ、割れたドアのガラスで左手の甲を切った。血が止まらず、自転車で病院に行った。傷口がちょうど結婚指輪の箇所だったので指輪をはずして治療してもらった。4針ばかり縫ってもらったと記憶している。
帰り道、指輪を見ていたら腹が立ってきて、「ええい、こんなもの!」と道端に捨ててしまった。夕暮れ時で、指輪はどこかに消えてしまった。惜しいことをしました。夫への恨みを指輪に八つ当たりすることで晴らしたのかもしれない。
夫には結婚前に美人の恋人がいたが、彼女の両親の反対で結婚できなかったらしい。私と結婚して数カ月後。彼女が夫の実家を訪ねて来て、それを知った夫は飛んで行ったが会えず、ショックで熱を出して寝込んだことがある。美人の恋人と結婚できなかったことを後悔する夫との生活はやるせなかった。
それでも、4人の子どもに恵まれ、無我夢中で生きてきた。あっという間に47年が過ぎ、今では孫も12人。幸せな人生と言うべきかもしれない。3年後には金婚式を迎える。二人そろって元気でお祝いできることを今は願っている。
それにしても、男って美人と結婚する夢を持ち続けているものなんだなあと、「男の気持ち」を読んでつくづく思った。
男の気持ち:美人の奥さん 兵庫県尼崎市・〇〇〇〇(アルバイト・67歳)
毎日新聞 2015年07月14日 大阪朝刊
スポーツ選手の奥さんにはなぜか美人が多いように思う。スポーツ番組のテレビ中継を見ているときなど、応援で来ている奥さんを時折アップで映したりしている。
「なぜ一流スポーツ選手の奥さんには美人が多いのだろうね」と連れ合いに話しかけると、「ふん、お金よ。一流選手ともなれば多額の収入があるので美人と結婚できるのよ」との返事。
「ほう、それでは収入が少ないと美人は嫁に来てくれないのか」などと言って連れ合いをしげしげと見つめた。彼女はまずいことを言ってしまったような顔をしている。収入の多寡や美醜でお互いによき伴侶に巡り合えるか否かは絶対条件ではない。が、選択肢の一つであることは事実であるように思う。
私など結婚を決めたとき、この収入で妻子を養っていけるだろうかと不安であった。彼女も私の収入を聞いて両親に相談したところ、「今はその程度だが、いずれ昇給していくので心配ない」と言っておられたそうだ。
一流スポーツ選手の足元にも及ばない収入からスタートし、何とか今日に至ったのは連れ合いのおかげと感謝感謝の気持ちである。
しかしながら、もし私がそのとき高収入を得ていたら、もっと美人と結婚していたかも、なんてことは口が裂けても言えない。だが、「もし」ということは歴史上でもいろいろ想像してみる楽しさがある。私も「もし」を思いながら床に就いたが、すぐ夢の世界へと入っていった。