荒れた山肌に自生したハチジョウイタドリ。奥に見えるのは雄山山頂=東京都三宅島三宅村で2015年4月24日午後2時33分、内藤絵美撮影
三宅島:緑戻る
毎日新聞 2015年05月04日 東京朝刊
2000年の噴火で色彩を失った伊豆諸島・三宅島(東京都三宅村)に今、再び緑が芽吹きつつある。
噴火後数年は、大量の火山灰の噴出と堆積(たいせき)や火山ガスが島をむしばみ、スダジイなどの常緑広葉樹が白く立ち枯れ、乾いた山肌に泥流が発生した。
気象庁によると昨年の火山ガス放出量の日量平均は、5年前の約4分の1まで減少。荒れた山肌にはハチジョウイタドリやオオバヤシャブシなどが根を下ろし、森の土台が築かれつつある。
噴火による全島避難後、住民の帰島が実現して10年。数年前には三宅高校と東京の農業高校の生徒たちが協力して行う緑化プロジェクトがスタートした。往時の緑を取り戻すには、100年単位の時間が必要だという。一歩ずつ、しかし着実に、回復の歩みは進む。【写真・文 内藤絵美】
◇
きょうは「みどりの日」。日本各地の美しい自然が守られるようにとの思いを込めて、題字を緑にしました。
我が地震列島では、みどりの大切さを痛感するね。奇しくも今日、箱根山:引き続き警戒を呼びかけが気象庁から出た。みどりを存分に享受できる小父さんは今さらながらその有難さを感じるね。下のリンク先は奄美大島の「みどり」写真12枚。
みどりの日:命のゆりかご 奄美 はこちら
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毎日新聞 2015年05月04日 東京朝刊
2000年の噴火で色彩を失った伊豆諸島・三宅島(東京都三宅村)に今、再び緑が芽吹きつつある。
噴火後数年は、大量の火山灰の噴出と堆積(たいせき)や火山ガスが島をむしばみ、スダジイなどの常緑広葉樹が白く立ち枯れ、乾いた山肌に泥流が発生した。
気象庁によると昨年の火山ガス放出量の日量平均は、5年前の約4分の1まで減少。荒れた山肌にはハチジョウイタドリやオオバヤシャブシなどが根を下ろし、森の土台が築かれつつある。
噴火による全島避難後、住民の帰島が実現して10年。数年前には三宅高校と東京の農業高校の生徒たちが協力して行う緑化プロジェクトがスタートした。往時の緑を取り戻すには、100年単位の時間が必要だという。一歩ずつ、しかし着実に、回復の歩みは進む。【写真・文 内藤絵美】
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きょうは「みどりの日」。日本各地の美しい自然が守られるようにとの思いを込めて、題字を緑にしました。
我が地震列島では、みどりの大切さを痛感するね。奇しくも今日、箱根山:引き続き警戒を呼びかけが気象庁から出た。みどりを存分に享受できる小父さんは今さらながらその有難さを感じるね。下のリンク先は奄美大島の「みどり」写真12枚。
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