写真はブログなかのひと(中野人|中の人)からお借りした
2015年2月1日(日)毎日新聞紙面ビューアーから
ちょっとモダンだね。坪内稔典さんは正岡子規に詳しい方じゃなかったかな。テレビの「俳句王国」でよく観ていた。あるご婦人が若い頃を知っていると言っておられた。中原幸子さんを検索したら、こんな句もあるんだそうだ。
猫の恋クリーニングに出しちゃうぞ
春愁のからだをカーブさせて川
さらに稔典さんが書いている。
「中原幸子の俳句はとても伝統的です。世間では生真面目だけの笑いのない句を伝統的と称しがちですが、それはまちがい。俳句は意外性に富んだとてもおかしい文芸です。幸子のこの句集のように。以上、ネンテンからでした。(坪内稔典)」