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憂楽帳:鬼は外、福は内 /鳥居も狛犬もない、そんな神社が東京・大井町にある/ 毎日新聞

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写真はブログ杜を訪ねてからお借りした      


   

憂楽帳:鬼は外、福は内

毎日新聞 2015年01月29日 東京夕刊


 鳥居も狛犬(こまいぬ)もない。そんな神社が東京・大井町にある。医師の堀之内八千代さん(70)の自宅敷地内にある万作神社。住宅街にぽつんとあり、そこだけ別世界のようだ。参道も、境内と周囲を区切る玉垣もなく、道路からいきなり階段を上ると本殿に出る。小さいが立派なつくりだ。


 神社の名は堀之内さんの母方の祖父万作さんからとったもので、万作さんが亡くなった翌年の1979年に建てられた。毎年2月3日に身内で節分祭を開いていたが、この10年ほどの間に周辺で大型マンション建設が相次ぎ、最近はそこに住む子どもら約200人が参加する地元の恒例行事になった。

 「たくさん来てくれるなら、鳥居ぐらいつくらないといけないかな?」。節分が近付くこの時期、堀之内さんは祭りの準備に追われるが、うれしそうだ。

 2月3日夕方からの節分祭では、「鬼は外、福は内」のかけ声とともに、5円玉が結びつけられた豆入りの小袋がまかれる。古里のない、マンション育ちの子どもたちにとって万作神社が心のよりどころになる。【中西拓司】


  


 なんだか、ほのぼのとしたいいお話だね。小父さんの近くにも新しくて小さな神社があるのだが、はて「神社を新しく建てる事はできるのか?」と前々から思っていたのでYAHOO!知恵袋で検索してみたら・・・、神社を作ることは可能なんだそうだが、神社本庁の階位や宗教法人として認可は簡単にはもらえないらしい→ http://goo.gl/EJnTMq

 しかし、新興住宅地で子供が200人も参加する神社のお祭りって素晴らしい。ただでさえ子供が少なくなってきている時代に堀之内さんがやられていることは素敵だと思う。特に都会の子は日本のお祭りから縁遠くなっていくよね。


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