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演劇 / 「カエサル-『ローマ人の物語』より-」 / 原作 塩野七生

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キケロを演じる渡辺いっけい(写真左)・ブルータス小澤 征悦(おざわ ゆきよし、右)・中央はカエサル役の松本幸四郎     


 

 今日から読書週間なのかな?小父さんのほこりを被っている塩野七生著の「ユリウス・カエサル(ルビコン以前)ローマ人の物語Ⅳを手にしたが、古代ローマ人の名や地名がづらづらと並ぶ本を読み解くには、持っていた演劇のDVD「カエサル-『ローマ人の物語』より-」これを見ようと2011年01月17日以来引っ張りだして観てみた。

 うんうん、凄い!と言おうか本より惹きつけられる(笑)。でも本を少しかじっていたから芝居の方も分かりやすかった。これで少なくとも今年中には読み終えなくっちゃー!

  ちょっと面白いカエサルの横顔は、借金王で女たらしだという。劇中でそんな台詞も何回となく出てくる。でも本を書かれた塩野七生さんは世界一の男の中の男だと言う。その根拠もつかみたい。(笑)。

 ※ガイウス・ユリウス・カエサル(古典ラテン語:Gaius Iulius Cæsar、紀元前100年 - 紀元前44年3月15日)英語読みの「ジュリアス・シーザー」(Julius Caesar) でも知られる。「カエサル」の名は、帝政初期にローマ皇帝が帯びる称号の一つ、帝政後期には副帝の称号となった(テトラルキア参照)。ドイツ語のKaiser(カイザー)やロシア語のцарь(ツァーリ)など、皇帝を表す言葉の語源でもある。Wiki 

  

          

写真左~幸四郎 『カエサル -「ローマ人の物語」より-』製作発表記者会見。バースデイケーキを前に、前列左から水野美紀、松本幸四郎、高橋惠子。後列左から瑳川哲朗、小澤征悦、渡辺いっけい

 写真~中央と右は・・・6月にローマを訪れ、カエサル生誕の場所、演説した場所、暗殺された場所、そして火葬に付された場所などを見てまいりました。現地の空気、風土に触れることで作品への思いもより強くなり、今はカエサルをとても愛おしく感じております(幸四郎)。

 「私は私で、自分がこうと思うカエサルを書きました。しかし私が書いたカエサルだけがカエサルではありません。ですから幸四郎さんもご自分に忠実に、ご自分の想いに忠実に演じていただきたいと思います。日本には人間国宝というものがありますが、カエサルという人は、たとえて言うなら〝人類の世界遺産〟です。歴史上の「主役中の主役」です。これまでずっと主役を演じ続けてきた松本幸四郎さんが、そのカエサルを演じるというので、私も大変楽しみにしています。」塩野七生 (原作 コメント・右)歌舞伎美人(かびきびと)から


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