午前0:00~からだいた10分間放送されるこの「時論公論」は好きな番組のひとつで、録画を翌日観ている。
昨日の放送は文部科学省の専門家会議が小学校3年生から英語教育を始めるなどしてアジアトップの英語力をめざすとの提言をまとめたとのこと。
これって机上の空論な気がするのだがどうなんだろう?アメリカとイギリスの大学の教壇に立ったこともある藤原正彦さんが『国家の品格』(2005年11月、新潮新書)で力説していたが、まずは日本語教育をしっかりやらせて、文学を読んだ後からでも英語教育は遅くないみたいな内容だったと思うが、早川信夫解説委員もこの提言には批判的だった。
英語が堪能だった兄貴も、日本で英語で話す機会ってないだろうと言っていたが、正に日常、英会話をやらなかったら生きた英語は聞くことも話すことも無理なんじゃーないかな。そうだ、ニューヨークで暮らしていたご婦人でもテレビでアメリカ映画を観る際に日本語字幕を隠しておかないと、どうしても字幕スーパーを読んでしまうと言っていたね。
時論公論のページはこちら 「"アジア1"になれるか英語英語教育」