中央分水嶺の最高峰・乗鞍岳に行ったつもりが、いろいろと不完全燃焼で、その帰途、名古屋のお城経由でリュックを担いで「ボストン美術館ミレー展、バルビゾン村とフォンテーヌブローの森から」にも行って来た。リュックは入場口で「大きな無料ロッカーがあるのでそちらに入れて下さい」と言われたが・・・(笑)。
ジャン=フランソワ・ミレー《自画像》1840-41年頃 《種をまく人》1850年
《羊飼いの娘》1870-73年頃 《刈入れ人たちの休息(ルツとボアズ)》1850-53年
《馬鈴薯植え》1861年頃 《編物のお稽古》1860年頃 《洗濯女》1855年頃
ホームページはこちら 名古屋ボストン美術館「ミレー展」
絵に興味がなくってもミレーと言ったら「落穂拾い」、「種まく人」、「晩鐘」 なんて小中学校の頃から知らず知らずの内に憶えたものだ。山の帰りにこのような展覧会に巡り会おうとも、ミレー展そのもの開催も全く知らなかったが、棚ぼたみたいにひょっこり、ジャン=フランソワ・ミレーの思想性とかその仲間や弟子たちの絵画に接することが出来て幸せなひと時だった。例の音声ガイドを聞きながらまわったが、帰りの新幹線の時間があったのでさっと駈け足だったのがかえってよかったと思う。絵ごころのない小父さんが時間をかけるとクタクタになって何が何だか分からなくなってしまうからだ(笑)。