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楽帳:時が止まった橋  毎日jp

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 近代的な街並みの中に 残された「晴海橋」です。写真はブログ Viva Viva JNR からお借りした。   

  

憂楽帳:時が止まった橋

毎日新聞 2014年08月11日 東京夕刊

 マンション建設ラッシュの東京都中央区晴海。2020年東京五輪選手村予定地があり、東京で最も激しく変わりつつあるこの街に、時の止まった空間がある。晴海通りの春海橋そばに架かる鉄道橋、晴海橋りょうだ。


 1957年12月に開通した東京港貨物専用鉄道晴海線は、越中島と晴海ふ頭を結び、水産物や小麦、セメントを運んだ。トラック輸送に取って代わられ、89年2月に廃止。線路や踏切はあらかた撤去され、この橋だけが高度経済成長を支えた貨物鉄道時代をしのばせる。

 潮風を受けて鉄のアーチはさびてゆく。線路は生い茂る草に隠れんばかり。「ちっとも列車が来ないけど、どうなってんだい」と言いたそう。今や、鉄道愛好家ばかりでなく廃虚マニアにも知られる珍スポットだ。保存か撤去か。いずれにせよ巨費を要し、都港湾局の方針は決まっていない。

 時代の先端を疾走するエリアに置き去りにされた昭和の遺物。ささやかなタイムスリップをいましばらく楽しみたい。【佐々木博子】

  

  何でもかんでもスクラップアンドビルドしてきた日本!芸術家が創ったモニュメントもいいけど、これが本当の文化遺産だ。子孫に歴史を教える上でも残しておいた方がいいんじゃないのかな?子供たちがこの橋を自由に行き来できたら素晴らしいと思うが・・・。


   

     

       慣れない水中歩行を取り入れたら、帰宅して随分寝ていた。筋肉がついたのかな?(笑)


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