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余録:ビートルズのデビュー曲「ラブ・ミー・ドゥー」の… 毎日jp

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余録:ビートルズのデビュー曲「ラブ・ミー・ドゥー」の…

毎日新聞 2014年06月30日 00時02分

 ビートルズのデビュー曲「ラブ・ミー・ドゥー」のイントロでジョン・レノンさんが奏で、スティービー・ワンダーさんが「イズント・シー・ラブリー」 の間奏で腕前を披露した楽器といえば、そうハーモニカだ

       

▲吉田拓郎さんの「旅の宿」、長渕剛さんの「巡恋歌」を思い浮かべる人もいるだろう。戦後、焼け野原になった東京を探し回って再びハーモ ニカを手にすることができた喜びを「ハーモニカブルース」で歌ったのは俳優の小沢昭一さんだった

▲哀愁のイメージが強い楽器だが、先日義母が出場したコンテストに出かけ、それが一面的に過ぎないことを知った。疾走感、曲芸的な技巧、弦楽器と間違えそうな音色など驚かされることが多く、「ポケットに入るオーケストラ」とは言い得て妙だ

▲ハーモニカがドイツから輸入されたのは明治期。手軽さと値段の安さから人気が出て大正期にはピアノなどの売り上げをしのいだ。戦後は小中学校の音楽教育用楽器として推奨されたことで2度目の黄金期を迎えた▲だが、ブームは続かなかった。昭和40年代、学習指導要領の改定によって鍵盤ハーモニカが望ましいとされたためだ。商品単価が低く採算割れが生じたこと、指導方法が難しいことが理由だった(斎藤寿孝、妹尾みえ著「ハーモニカの本」春秋社)

▲全国各地にある教室が子どものころに慣れ親しんだ年配者を中心に活況を呈しているのは高齢化社会の一断面とも言える。だが、演奏を聴いて魅力に気付いた若い人たちも少なくなく、先のコンテストでは10〜30代の奏者が数多く入賞した。幅広い年代を巻き込んだブームの予感がする。


  

 YouTubeをすべて検索してリンクをつけて見た。1本のハーモニカが確かに哀愁を誘うね〜。小父さん的には小沢昭一さん(1929年4月6日 - 2012年12月10日)の動画が一番印象に残った。一番よく聞いたのはビートルズのデビュー曲だと思う。

 下は高齢者大学で聴かせてもらったハーモニカ、これもよかった!!但しコンデジで途切れながら撮った動画なので悪しからず(笑)


テネシーワルツ     



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