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高齢者大学の3日目「出会い・ふれあい・語り合い」 

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 今日は5〜6人づつのこの日だけのグループ分けで大いに笑ってかつ、人間の右脳をを使って遊び、ゲームに歌も口ずさみ感性を養う時間だった。前の2年間の講義でもこんなに楽しかったことはなかった気がする。

  阪神・淡路大震災から来年の1月で20年を迎えるが、当時60歳だった方は、もう80歳になられる。今、日本の認知症人口(介護施設にいる人)が460万人と言われているが、家に住まわれている認知症予備の人たちは500万人だそうだ。

 下、左は今日のレジュメ(要約)だが、とても平易な言葉で素晴らしい講座を持たれた講師の黒崎輝美さんを検索するとネット上からたくさんの講師歴が出てきた。いや、すばらしいはずだ。

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 中央の写真は各班にお手玉を一個づつ配られ、テーブルの上の資料ほか全てを片付けさせられ、名札も外されて、先ずは、自分の名字を名乗って、お手玉を誰かに渡す。次にみんなが名前を覚えた頃、今度は、相手の名前を言ってその人にお手玉をつぎつぎに渡していかねばならない。次は自分の好きなものを言う、我がグループでは酒、ランニング、コーヒー、フルーツ、ウォーキングがあがったが、今度は「コーヒーの好きな鈴木さん」「フルーツの好きな田中さん」という風に指名しながら、お手玉を渡していく。名前と好きな物の両方を言うのはなかなかむずかしい。その次の段階はお手玉が二つになって同時にどんどん展開していく。一人の人に同時にお手玉が行くこともあった(笑)。

 コーヒータイムには途端にその日はじめて会った人との会話もはずんだ。

 写真の右は絵だけのカルタとりだ。講師が読みあげるカルタの文章を絵だけで判断して各グループごとにカルタを取り合った。これもなかなか難しい。カルタの裏には「い」「ろ」「は」「に」みたいに一字だけ読みあげの一文字目が書いてあり正解かどうかが分かる。上のゲームも下のゲームも大盛り上がり。

 こんな数字のクイズもあった。「1から9までの数字の一つを思い浮かべて下さい」「その数字に3を足してください」「次はその数字に2をかけて下さい」「次に4を引いて下さい」「次は2で割ってください」「最後にその数字から最初に思い浮かべた数字を引いて下さい」「答えは幾つになりましたか?」

 よかったな〜、暗算がからっきし苦手な小父さんは電卓かエクセルばかりで加減乗除をやっているが、こんな簡単な問題でも出来たらうれしくなる。答えは「1」。

 講師は、いつもお札ばかりで買い物していると財布の中身が小銭ばかりになりますよとアドバイスされた。レジーでは小銭も出しなさい、と。

 こうして書いてもあの場の雰囲気を伝えることは難しいが、あと何種類かのゲームも交えて、認知症予防への警鐘を告げる講義の2時間はあっという間に終わった。

 講義終了後は、班長、副班長と学級役員の会議あり。運営の話だがこれもけっこう面倒だ(笑)。   



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