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朝刊1面と夕刊1面/遠藤聖大(えんどう しょうた)に田中将大(たなか まさひろ)/ 毎日jp

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朝刊
大相撲夏場所:遠藤、鶴に恩返し 
毎日新聞 2014年05月15日 大阪朝刊

◇4日目(14日・両国国技館)

 平幕の遠藤(23歳)が、新横綱の鶴竜を休まず攻めて初金星。遠藤は幕下10枚目格付け出し初土俵の昨年春場所から8場所目で、年6場所制になった1958年以降では94年初場所に曙を破った武双山の7場所目に次ぐ2番目の速さで金星を獲得した。・・・・・。

 立ち合いで当たり勝った。やや腰高の鶴竜の胸を突き、のど輪で起こす。得意の左をねじ込んで休まず攻め、「自然と体が動いてくれた」と得意の右前まわしも引けたのは、相撲勘のある遠藤の流れ。寄り倒した際には足が返ったが、勢いがまさり、審判の物言いの手も上がらなかった。

 先場所はまわしを欲しがる意識が強すぎて立ち合いで当たり負けする場面が目立った。師匠の追手風親方(元前頭・大翔山)は「前は(まわしを)取りに行って、取れないから突っ張っていた。今は突っ張ってから取りに行く」と成長を語る。春巡業では元横綱の親方から「遠慮せずに土俵に上がれ!」と激励され、何度も3横綱に稽古(けいこ)をつけてもらった。

 初の横綱・大関総当たりだった春場所前は連日のように鶴竜の元へ出稽古し、胸を借りた。春場所では初日に大関だった鶴竜を追い詰めたが土俵際ではたかれて惜敗。6勝9敗と負け越したが「少しでも成長したと思ってもらえたらうれしい」と遠藤。強烈な「鶴への恩返し」となった。【岩壁峻】

◇出稽古、巡業、胸借り成長◇
 結びまで、あと2番あるのに、8000人が見つめる館内に座布団が乱れ飛んだ。今場所から「ちょんまげデビュー」した人気沸騰の遠藤が、新横綱の鶴竜に初黒星をつけた。客席の興奮も当然か。 「こういう景色なんだな」。当の本人は喜びを隠して淡々と振り返った。

  ◇金星(きんぼし) 
 平幕力士が横綱から獲得した白星。月給のほかに、年6場所支給される場所手当が1個につき4万円ベースアップされる。不戦勝や反則勝ちは適用外。三役以上が横綱に勝っても金星にはならない。歴代の最多金星は、元関脇・安芸乃島(高田川親方)の16個。



   

 

    

夕刊
大リーグ:変化球さえ初完封 田中6連勝

毎日新聞 2014年05月15日 11時59分(最終更新 05月15日 14時13分)
○ヤンキース4−0メッツ●(14日)

 ヤンキースの田中将大(25歳)がメジャー初完封勝利を挙げ、2002年に石井(ドジャース)がマークした初登板から6連勝の日本投手最長記録に並んだ。チームは連敗続きでジラルディ監督も頭が痛い状況だったが、「自分がやれることをやる」が口癖の田中将はキャッチャーミットをめがけ、淡々と投げ込んだ。

 精度の高い変化球がこの試合もさえた。特に、敵将のコリンズ監督も驚く投球を見せたのが七回だ。中心打者のライトとの対決。カウント2−2からの5球目、ツーシームで内角をえぐり、最後はスプリットで空振り三振を奪う。さらにグランダーソン、クリス・ヤングと3者続けて三振に仕留めた。

 かつてオリックスの監督も務めたコリンズ監督は田中将の活躍の要因をこう分析する。「日本はボール球で探りを入れたりするが、メジャーでは球数を制限しているのでストライクゾーンで勝負しないといけない。ダルビッシュ、松坂、田中はそれに適応している。ストライクを取れる変化球がある」 

 加えて、3人とも多彩な変化球を持つ。その日の調子でどの球が有効かを選択する余地があるから、メジャーの打者でも攻略するのは簡単ではない。

 九回2死での第4打席では直球を中前にはじき返し、メジャー初安打もマーク。ともに本拠地をニューヨークに置くチーム同士の「サブウエーシリーズ」で田中将が投打でニューヨークのファンをうならせた。【田中義郎】

  

 どちらも本物だね!いろんなニュースがあるが、こんな報道は気持ちいい。LIVE放送を見逃したのが残念無念。やはり20歳を過ぎたころのパワーが一番強烈なんだろね。

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