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余録:1960年代に人間を月へ送り込んだ… 毎日jp

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  内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた新型固体燃料ロケット「イプシロン」1号機=鹿児島県肝付町で2013年9月14日午後2時、野田武撮影 

  

余録:1960年代に人間を月へ送り込んだ…

毎日新聞 2013年09月15日 00時30分

 1960年代に人間を月へ送り込んだアポロ計画の管制室は、当時の少年の目にはこれぞ「未来」に思えた。壁面の巨大スクリーンを前にたくさんのコンソールが並び、大勢の人がディスプレーを見ている。それが「かっこいい」と思えた

    
左からカッパ-5型ロケットの最終調整、ラムダ4S5号機、東大生産技術研究所の糸川英夫博士、日本初のペンシルロケット試射テスト


▲当時の日本では「カッパ」や「ラムダ」と呼ばれた小型ロケットが打ち上げられていた。ギリシャ文字の「K」「Λ」から命名されたそれらは日本の宇宙開発の父、糸川英夫がわずか長さ23センチのペンシルロケットから出発させた独自技術から生み出されたものだった

▲それから半世紀、ギリシャ文字の「E」、「イプシロン」と命名された新型ロケットもこの独自技術の流れをくむ。ただその管制室は会議室のような部屋のデスクに液晶ディスプレーといくつかのパソコンが置いてあるだけだ。「未来」にしては少し拍子抜けである

▲実はこのロケット、ノートパソコン2台で発射管制できるところが画期的なのだ。打ち上げ準備もわずか1週間で行える。数多くの機器の点検を自動的に行うロケット自身の「知能化」こそが、「未来」の本当の姿だった

▲2度にわたり延期されていたイプシロンの初打ち上げが成功した。搭載されていた惑星分光観測(わくせいぶんこうかんそく)衛星は予定通りの軌道に投入されたという。国産新型ロケットとしては実に12年ぶりの打ち上げとなり、しかも今回は国際的に注目されていた新技術への挑戦でもあった

▲発射が簡便で低コストのイプシロンは、途上国の農地や山林の観測衛星などの打ち上げニーズにも応じられる。宇宙空間を誰にでも利用できるものに−−それが21世紀少年の「かっこいい」である。


 難しいこと、技術的なことは一切わからないが、このローコストのイプシロンはなんとか商業ベースに乗せてもらいたいね。今は何をやるにしろ諸外国の強力なライバルが登場してきそうだが・・・。

 しかし子供のロケットごっごみたいなペンシルロケットが、その開発の原点だとは!?科学って地道な積み重ねなんだね。しかもイプシロンはノートパソコン2台で飛ばせるってんだから、ロケットもまた子供ごっこに戻って行くみたい。

1997年頃(平成9年)、ある識者から聞いただけの話なんだが、(当時はWindows 95が職場に入って来たところ)このパソコンがあったらアポロ計画の月面へのロケット打ち上げが可能なんて話しだった。真意はよく分からないが、月面着陸の1969年から28年を経たらパーソナルコンピューターの性能がそれだけ向上したということなんだろうか!?

 いずれにしろ、小父さん的にはもう夢の世界に突入しているね。


    


   

 半沢直樹 … 堺 雅人が、同期の近藤直弼 … 滝藤賢一に裏切られた瞬間!これが池井戸潤作品の面白いところだな。半沢直樹が大阪支店長を追い詰めて、本社のポストを要求した時の同じ「ありゃっ!」があった。来週で終わりか、いや面白い。

  半沢直樹〜TBS公式サイト  

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