日本テレビ系の映画番組『水曜ロードショー』の解説をしていた水野晴郎さんの「いやぁ!映画って本当にいいもんですね」というフレーズをよく思い出す。たぶん、私にちゃんとした趣味がないからだろうね(笑)。水野晴郎さんは日本アカデミー賞の発案者でもあるんだって。
第1作 1988年12月24日「 釣りバカ日誌」(BSテレ東/11月3日放映)を観ることが出来た。鈴木建設創業者で社長の鈴木一之助(三國連太郎)と浜崎伝助(西田敏行)のハマちゃんとスーさんの関係を不可思議思っていた謎が解けた。ところが、ところが私がホロリと来るところもあったね(笑)。
『釣りバカ日誌』 予告篇
ヒッチコックの1959年米のスパイスリラー映画(NHKBSテレ東/11月5日放映)。上は国連のロビーで会ったタウンゼントは、邸宅にいた(悪だくみをたくらんだ)男とは別の人物だったがロジャー・ソーンヒル(ケーリー・グラント))を人違いで誘拐した一味が投げたナイフが突き刺さり、ソーンヒルは、殺人の容疑者として大きく報道され警察からも追われる身になる。この作品を観るのは3度目なのだが、二重スパイもありスリラーストーリーを十二分に楽しめた。
監督・脚本は周防正行、主演・本木雅弘の『シコふんじゃった』
1992年公開(NHKBSテレ東/11月5日放映)
上はストーリーが終わってのお終いのシーン。
教立大学の4年生、山本秋平(本木雅弘)は根っからの遊び人で勉強にはまるで興味がなく、授業は友人の代返頼み。卒論の指導教員である穴山教授(柄本明)の顔も知らぬまま、伯父のコネで一流企業への就職を決めていた。だが、ある日その穴山教授に呼び出され、卒業に必要な単位がほしかったら一日だけ相撲部員になって試合に出ろと言われる。
この作品、タイトルは知っていたが、今日も観る気はなかった。だけど、大接戦のはずの大統領選、スタートからトランプ優勢の報道だったので映画に切り替えた(笑)。私はドラマでも映画でも先入観で食わず嫌いになるのだが、周防監督作品は導入から面白い。おまけにブルーリボン賞作品賞ならびに日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品だったということを今知った。
映画のお陰で今日も頭が空っぽになって気持ちよくなった!