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記事/【日報抄】 「これはペンです」と英語でひたすら書いたり・・・新潟日報 

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5月31日 新潟日報 【日報抄】 2013/05/31 09:12

 ハンバーガー店でフライドポテトを買ったら、店員から「ご一緒にポテトはいかがですか」と言われた、という話を聞いた。「手引書」に忠実な店員だったに違いない

▼新潟市在住の英語コンサルタント、西沢翔(しょう)さんから頂いた手紙で知ったことである。マニュアル化してしまっているのは、客への対応だけではない。西沢さんは、学校の英語教育も長年にわたる「マニュアル崇拝」から脱しきれていないと見ている

「これはペンです」と英語でひたすら書いたり、読まされたりしてげんなりしたのは40年以上前のことである。さすがに最近は日常生活で使うはずもない、こんな無味乾燥な例文ばかりが教科書を占拠しているとは思わない。中学生や高校生諸君は英語の授業を楽しめているだろうか

▼政府の教育再生実行会議は、小学校で英語を正式教科にすることなどを盛り込んだ提言を、安倍晋三首相に提出した。文部科学省は小学5、6年生で週1回実施している「外国語活動」を教科に格上げすることを想定しているとか

▼人生を彩る「音楽」や「美術」が成績評価の対象にされ、嫌いになったという方もおられよう。卒業後にあらためて、演奏したり、絵を描いたりする喜びを知ったという人は多い。授業が英語嫌いを生むきっかけになっては「教育再生」どころではない

▼正式な教科になれば、子供たちが「英語って楽しい」と思える工夫が、いままで以上に求められる。西沢さんは言う。「英語を好きにさせる教師の心意気が最も肝心なのでは」と。イエス!





   

 小父さんは英語という教科はとても好きだった。特に中3の頃だったか文法は得意だったな〜(笑)。今でも英語圏の人と接するのは平気だけど挨拶程度しか通じない(泣)。なるほど「これはペンです」のリンク先を読んで、いかにどうでもいい英語をやってきたかを思い知る。誰が、何のために、こんな教科書を作ったのだろうか?これこそ文法を学ばせようとしたのかな。

 そこにいくと高齢者大学の「楽しい英語活動」がいかに生きた英語だったかが分かる。この先生は小学校でも英語を担当されているようだった。

  藤原正彦さん    

 でも「国家の品格」を書いた数学者の藤原正彦さんは米国、英国で教鞭も執った方だが、英語の早期教育は必要なしということを繰り返し書いていた。「先ず、日本語を日本文学を学ばさなければ」と。藤原正彦氏の父は、小説家で気象学者の新田次郎さんだ。  

  さて、新たな英語教育の成果はどうろうか、今回も駄目だろうか?日本の中だけで暮らしていると英語が出来なくても、学問も文学も数種類の新聞も日本語でこと足りるのも英語が上手にならない理由に思えるが・・・。




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