宮城県農業高と兵庫県立姫路商業高が共同で開発した真空パックご飯「金の光」=2024年3月3日、永山悦子撮影
毎日新聞 2024/3/11 東京朝刊
「どんなにつらいことがあっても明けない夜はない」「必ず太陽は昇り希望の光を照らしてくれる」。今年1月下旬、能登半島地震で被災した石川県七尾市内の高校に手紙が届いた。支援の真空パックご飯とともに
▲書いたのは、東日本大震災で被災した宮城県農業高3年の河東田(かとうだ)彩花さん。13年前、全国からの支援品、応援メッセージに励まされた。その恩返しの思いを込めた
▲パックご飯は、同高と兵庫県立姫路商業高が共同で開発した。姫路商業の生徒たちが、生まれる前に起きた阪神大震災について学んだことがきっかけだ。被災経験者の話を聞き、時間の経過とともに教訓が風化する現実を知った
▲「東日本大震災のことも知りたい」と、昨年夏に三陸を訪ねた。語り部の女性の「物や建物は復興しても、人の心はいつまでも復興しない」という言葉が胸に刺さった。「私たちにできることをしたい」
▲災害時に求められることを調べ、津波で校舎を失った宮城県農業高と連携して、被災者に役立つ食材作りを始めた。昨年末、兵庫の白米と宮城の玄米で作ったパックご飯「金の光」が完成した。今回、宮城側で保管していた600個を石川県へ送った
▲河東田さんは手紙の最後にこう書いた。「つらい時、悲しい時は日本全国に仲間がいることを思い出してください。私たちはいつも皆様のことを思っています」。能登の復興はまだ見えない。二つの震災、各地の災害の経験を踏まえ、息の長い支援と教訓の伝承が求められる。
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能登半島地震の発生後、支援物資が届かず、食材を持ち寄り避難所で食事を作る住民たち=石川県能登町で2024年1月4日午前8時23分、和田大典撮影
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東日本大震災と福島第一原発事故から13年 追悼の一日
NHK NEWSWEB 2024年3月11日 19時34分
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小生、まだ左目の充血が収まらず、両目で見ると文字への距離のバランスが取れていないようです。
※コメント欄は閉じています。
毎日新聞 2024/3/11 東京朝刊
「どんなにつらいことがあっても明けない夜はない」「必ず太陽は昇り希望の光を照らしてくれる」。今年1月下旬、能登半島地震で被災した石川県七尾市内の高校に手紙が届いた。支援の真空パックご飯とともに
▲書いたのは、東日本大震災で被災した宮城県農業高3年の河東田(かとうだ)彩花さん。13年前、全国からの支援品、応援メッセージに励まされた。その恩返しの思いを込めた
▲パックご飯は、同高と兵庫県立姫路商業高が共同で開発した。姫路商業の生徒たちが、生まれる前に起きた阪神大震災について学んだことがきっかけだ。被災経験者の話を聞き、時間の経過とともに教訓が風化する現実を知った
▲「東日本大震災のことも知りたい」と、昨年夏に三陸を訪ねた。語り部の女性の「物や建物は復興しても、人の心はいつまでも復興しない」という言葉が胸に刺さった。「私たちにできることをしたい」
▲災害時に求められることを調べ、津波で校舎を失った宮城県農業高と連携して、被災者に役立つ食材作りを始めた。昨年末、兵庫の白米と宮城の玄米で作ったパックご飯「金の光」が完成した。今回、宮城側で保管していた600個を石川県へ送った
▲河東田さんは手紙の最後にこう書いた。「つらい時、悲しい時は日本全国に仲間がいることを思い出してください。私たちはいつも皆様のことを思っています」。能登の復興はまだ見えない。二つの震災、各地の災害の経験を踏まえ、息の長い支援と教訓の伝承が求められる。
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能登半島地震の発生後、支援物資が届かず、食材を持ち寄り避難所で食事を作る住民たち=石川県能登町で2024年1月4日午前8時23分、和田大典撮影
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東日本大震災と福島第一原発事故から13年 追悼の一日
NHK NEWSWEB 2024年3月11日 19時34分
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小生、まだ左目の充血が収まらず、両目で見ると文字への距離のバランスが取れていないようです。
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