「生活が変わりますよ!」。生放送で商品をアピールする高田社長=山本晋撮影
The・経営者:密着 ジャパネットたかた・高田明社長/上(その1) 退任宣言で鼓舞
毎日新聞 2013年05月01日 東京朝刊
◇僕に続く覚悟示せ
「社員に危機感を持たせるために、自ら辞めると言って覚悟を示したんです」。4月11日、長崎県佐世保市にあるジャパネットたかた本社。7階応接コーナーで記者の取材に応じた高田明社長(64)は、テレビで見せる陽気さとは違う静かな声だった。社員が仕事をする3階には、天井にまで届きそうな「覚悟」の文字。地元の書家が書き上げた高さ3メートルの高田の決意だった。
2013年に最高益を出せなければ辞める。昨年12月の毎日新聞のインタビューで高田は語った。「過去最高だった136億円(10年の経常利益)以上を出すというのが合言葉です」
1986年、佐世保市郊外の小さなカメラ店から出発したジャパネット。94年から始めたテレビショッピングでの甲高い独特の語り口が人気を呼び、売上高は20年足らずで70倍以上に伸びた。しかし、2012年12月期決算は、売上高が前期比23・6%減の1170億円、経常利益は1・4%減の73億円と、2期連続の減収減益。主力の薄型テレビの販売が激減したことが響いた。同社が初めて突き当たった大きな壁だった。
3月14日朝、本社に出勤した高田は1階スタジオに直行。朝食代わりのローヤルゼリーを飲み、茶色に染めた髪を整えて生放送に臨んだ。この日、テレビ番組三つとラジオ番組一つに出演。複数の会議もこなした。「疲れませんか」と問う記者に「64歳になって少し疲れを感じるようになったかな。でも、スタジオに立つことは使命なので」と笑った。
3月27日、高田の長男で副社長の高田旭人(あきと)(34)は記者に「全然危機的な状況ではない」と説明した。2期連続の減収減益とはいえ、利益はほぼ横ばいで無借金経営。だが、カリスマ創業者頼みがいつまでも続かないことは、社長の高田自身が一番自覚している。4月11日、新入社員との座談会で、高田は44人に訴えた。「僕が70、80歳まで頑張ってもしかたがない。現状の中、最高益を出せば、社員自身が自信をつけ、この会社を育てていける」
これまで成長しか知らず、「みんな優しすぎるところが欠点」(若手社員)という体質を変えられるのか。高田の模索が続く。【岩崎誠、柳原美砂子】
◇
テレビ通販の代名詞になったジャパネットたかたに密着した。(敬称略)
The・経営者:密着 ジャパネットたかた・高田明社長/上(その2止) シニア狙い、使い方提案、はこちら
私が勤めていた会社でもこの春、若い叩き上げのバリバリの支店長が誕生した。今日はその人に葬儀で顔を会わせたので話したが、彼もこのジャパネットたかた・高田明社長に似ていて、とことんやりそうだ。小父さんが見て来た、仕事の出来る人つーのは皆、雑用の大家だった。何でも出来るわけ!バントでも振り逃げでも、盗塁でもホームランのどれでもやれる。会社でこんな人間に出会ったら絶対に勝てっこない。秀吉みたいにヨイショも必要なんだな。そして人たらし人たらし・・・。
「シニアの皆さん、ぜひタブレット端末を始めて、『人生が変わった』というご意見をください」〜高田明社長。
時代は、正にここに来ているんだろう。みんな分かっていても、彼みたいに泥くさくパッとは実行できない。初め面白い人だな?と思っていたが、今、時代を引っ張って行っているね。トヨタの社長がカーレースに出るのがいいのか、悪いのか小父さんには分からないが、小父さんは高田社長を買うね。どちらも巨大の広告塔なわけだ。
ありゃ“ジャパネットたかた”は、非上場 の資本金1億円、従業員数473名(パート含む) 2012年2月現在の会社で
トヨタは資本金3,970億4,900万円(2012年3月期)、従業員数連結:31万7,716人 単体:6万9,125人 (2011年3月31日現在)だった
頑張れ、ジャパネットたかた!
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毎日新聞 2013年05月01日 東京朝刊
◇僕に続く覚悟示せ
「社員に危機感を持たせるために、自ら辞めると言って覚悟を示したんです」。4月11日、長崎県佐世保市にあるジャパネットたかた本社。7階応接コーナーで記者の取材に応じた高田明社長(64)は、テレビで見せる陽気さとは違う静かな声だった。社員が仕事をする3階には、天井にまで届きそうな「覚悟」の文字。地元の書家が書き上げた高さ3メートルの高田の決意だった。
2013年に最高益を出せなければ辞める。昨年12月の毎日新聞のインタビューで高田は語った。「過去最高だった136億円(10年の経常利益)以上を出すというのが合言葉です」
1986年、佐世保市郊外の小さなカメラ店から出発したジャパネット。94年から始めたテレビショッピングでの甲高い独特の語り口が人気を呼び、売上高は20年足らずで70倍以上に伸びた。しかし、2012年12月期決算は、売上高が前期比23・6%減の1170億円、経常利益は1・4%減の73億円と、2期連続の減収減益。主力の薄型テレビの販売が激減したことが響いた。同社が初めて突き当たった大きな壁だった。
3月14日朝、本社に出勤した高田は1階スタジオに直行。朝食代わりのローヤルゼリーを飲み、茶色に染めた髪を整えて生放送に臨んだ。この日、テレビ番組三つとラジオ番組一つに出演。複数の会議もこなした。「疲れませんか」と問う記者に「64歳になって少し疲れを感じるようになったかな。でも、スタジオに立つことは使命なので」と笑った。
3月27日、高田の長男で副社長の高田旭人(あきと)(34)は記者に「全然危機的な状況ではない」と説明した。2期連続の減収減益とはいえ、利益はほぼ横ばいで無借金経営。だが、カリスマ創業者頼みがいつまでも続かないことは、社長の高田自身が一番自覚している。4月11日、新入社員との座談会で、高田は44人に訴えた。「僕が70、80歳まで頑張ってもしかたがない。現状の中、最高益を出せば、社員自身が自信をつけ、この会社を育てていける」
これまで成長しか知らず、「みんな優しすぎるところが欠点」(若手社員)という体質を変えられるのか。高田の模索が続く。【岩崎誠、柳原美砂子】
◇
テレビ通販の代名詞になったジャパネットたかたに密着した。(敬称略)
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私が勤めていた会社でもこの春、若い叩き上げのバリバリの支店長が誕生した。今日はその人に葬儀で顔を会わせたので話したが、彼もこのジャパネットたかた・高田明社長に似ていて、とことんやりそうだ。小父さんが見て来た、仕事の出来る人つーのは皆、雑用の大家だった。何でも出来るわけ!バントでも振り逃げでも、盗塁でもホームランのどれでもやれる。会社でこんな人間に出会ったら絶対に勝てっこない。秀吉みたいにヨイショも必要なんだな。そして人たらし人たらし・・・。
「シニアの皆さん、ぜひタブレット端末を始めて、『人生が変わった』というご意見をください」〜高田明社長。
時代は、正にここに来ているんだろう。みんな分かっていても、彼みたいに泥くさくパッとは実行できない。初め面白い人だな?と思っていたが、今、時代を引っ張って行っているね。トヨタの社長がカーレースに出るのがいいのか、悪いのか小父さんには分からないが、小父さんは高田社長を買うね。どちらも巨大の広告塔なわけだ。
ありゃ“ジャパネットたかた”は、非上場 の資本金1億円、従業員数473名(パート含む) 2012年2月現在の会社で
トヨタは資本金3,970億4,900万円(2012年3月期)、従業員数連結:31万7,716人 単体:6万9,125人 (2011年3月31日現在)だった
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