概要
昭和の文豪である井上靖が68歳の時に出版した自伝的小説。老いた母の80歳から亡くなる89歳について書かれた「花の下」(1964年)、「月の光」(1969年)、「雪の面」(1974年)の3部作となっている。
『しろばんば』などに描かれている5歳の時から8年間、伊豆の山奥の土蔵で彼を育てた曽祖父の妾で小説家の伊上洪作(役所広司)とは血の繋がらない「おぬいばあさん」との生活について、自分は捨てられたのではないかという疑問があった。ある朝、おぬいに息子を奪われたという母親・八重(樹木希林)の言葉に感情を抑えられなくなった伊上は、初めて母と対決しようと「息子さんを郷里に置き去りにしたんですよね」と問いつめる。しかし、八重の口からこぼれたのは、伊上が想像もしなかったある「想い」だった。
『わが母の記』予告編
キャスト
伊上洪作(伊上家の長男、作家) - 役所広司、八重(伊上家の母) - 樹木希林、琴子(洪作の三女) - 宮﨑あおい、郁子(洪作の長女) - ミムラ、紀子(洪作の次女) - 菊池亜希子、志賀子(伊上家の長女) - キムラ緑子、桑子(伊上家の次女) - 南果歩、瀬川(カタツムリの瀬川・運転手兼書生のち編集者) - 三浦貴大、隼人(伊上家の父) - 三國連太郎 、若き日の八重 - 内田也哉子 ~ ウイキペディア
とことん認知症を演じる樹木希林は、同じ話を繰り返すは、徘徊はするは、役所広司が自分の息子であることも分かっていない。そして息子に再開することだけを願っていたのかな?いや~、樹木希林と役所広司の演技だけに見とれいた気がする。小説『しろばんば』も知らなければ、井上靖さんの人生にこのようなことがあったことも全く知らなかった。でも、ごくどこにでも転がっているような日常にも思えるし、感動もある。もういちど家族構成、皆を理解しながら、じっくり観たい気もした。
昭和の文豪である井上靖が68歳の時に出版した自伝的小説。老いた母の80歳から亡くなる89歳について書かれた「花の下」(1964年)、「月の光」(1969年)、「雪の面」(1974年)の3部作となっている。
『しろばんば』などに描かれている5歳の時から8年間、伊豆の山奥の土蔵で彼を育てた曽祖父の妾で小説家の伊上洪作(役所広司)とは血の繋がらない「おぬいばあさん」との生活について、自分は捨てられたのではないかという疑問があった。ある朝、おぬいに息子を奪われたという母親・八重(樹木希林)の言葉に感情を抑えられなくなった伊上は、初めて母と対決しようと「息子さんを郷里に置き去りにしたんですよね」と問いつめる。しかし、八重の口からこぼれたのは、伊上が想像もしなかったある「想い」だった。
『わが母の記』予告編
キャスト
伊上洪作(伊上家の長男、作家) - 役所広司、八重(伊上家の母) - 樹木希林、琴子(洪作の三女) - 宮﨑あおい、郁子(洪作の長女) - ミムラ、紀子(洪作の次女) - 菊池亜希子、志賀子(伊上家の長女) - キムラ緑子、桑子(伊上家の次女) - 南果歩、瀬川(カタツムリの瀬川・運転手兼書生のち編集者) - 三浦貴大、隼人(伊上家の父) - 三國連太郎 、若き日の八重 - 内田也哉子 ~ ウイキペディア
とことん認知症を演じる樹木希林は、同じ話を繰り返すは、徘徊はするは、役所広司が自分の息子であることも分かっていない。そして息子に再開することだけを願っていたのかな?いや~、樹木希林と役所広司の演技だけに見とれいた気がする。小説『しろばんば』も知らなければ、井上靖さんの人生にこのようなことがあったことも全く知らなかった。でも、ごくどこにでも転がっているような日常にも思えるし、感動もある。もういちど家族構成、皆を理解しながら、じっくり観たい気もした。