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なるほドリ / 米大統領専用車すごい? ロケット砲耐える車体 窓ガラスの厚さ12センチ=回答・高本耕太 / 毎日新聞

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迎賓館を後にする米大統領専用車「ビースト」=東京都港区で5月23日、吉田航太撮影  

毎日新聞 2022/6/4 東京朝刊 有料記事

なるほドリ この前、東京に来たバイデン米大統領は、いかつい車に乗っていたね。

 記者 大統領警護隊が米軍輸送機で持ち込んだ専用車「ビースト(野獣)」です。米ゼネラル・モーターズ(GM)製で、重量は約7・5トン。トヨタ・カローラの5、6台分です。外形は高級車キャデラックですが、骨格はGM製のトラックです。ロケット砲にも耐えられる特殊鋼板を使い、窓ガラスの厚さは12センチ。後部座席の窓は開きません。パンクしても走り続けられる特殊なタイヤを使い、煙幕や催涙ガスを噴射する装置もつけています。核攻撃指示のための通信手段や、大統領と同じ血液型の輸血用製剤も載せているそうです。

 Q 他にも多くの車がいて長い列だったよ。

 A 大統領がどちらに乗っているか分からないようにするため、ビーストは常に2台で走ります。他にも、車列を先導し大統領の盾になるリードカー▽警護隊員や狙撃手を乗せたハーフバック▽衛星通信システムなどを搭載したロードランナー▽核・生物・化学兵器の攻撃に対応する危険物質低減ユニット車――など、それぞれ役割を担った車が世界中どこへでも派遣されます。安全に不安がある地域では車列が80台規模になることもあります。

 Q それに比べると日本の首相の車列は短くて頼りなく感じるなあ。

 A そんなことはありません。首相の車列が通常3、4台で行動するのは、混雑する日本の道路事情に配慮するためです。首相の身を守る警視庁警護官(SP)たちの運転技術は世界屈指とされ、台数と装備が限られる分、走行中に車列の陣形を頻繁に変えるなどして攻撃の的を絞らせないよう絶えず工夫をしています。また、SPが窓から身を乗り出し周囲に合図する「ハコ乗り」は職人技と言われています。(政治部)

 まるで映画に出てくるような車だね。いや、その以上かな?読んでいて思い出すのは下の金正恩氏がシンガポールでの米朝首脳会談の時乗車いていた光景。北朝鮮からシンガポールへ飛行した旅客機も確か中国に借りていたんだよね。

  
護衛は金正恩氏を輪になって囲み、周り人間や場所を360度の視野で監視して防衛線を作る。金氏の両側は、左右に2人もしくは3人ずつ、合計4人から6人の護衛が守る。金氏の後ろにもさらに4、5人の護衛がつく。~BBC NEWS</span>

  金正恩さん、ミサイルばかり打ち上げていないで、国内のコロナ感染危機も発表したくらいなんだから、そろそろバイデンさんに頭を下げたらどうですか?

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