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読む写真  Photo 増え続ける光跡 / 毎日新聞

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しし座付近の星空を飛び交う40を超える人工衛星の光跡。右下から左に向かう平行した複数の光跡は「スターリンク衛星」によるものとみられる=群馬県沼田市で6日(3秒露光で25分間撮影した画像453枚を比較明合成、赤道儀使用)

毎日新聞 2022/4/23 東京夕刊 有料記事

 近年、人工衛星の数が急増している。星空を撮影した写真を重ねていくと、網の目のように飛び交う多数の衛星が光跡となって浮かび上がった。背景には、複数の衛星を連携させる「衛星コンステレーション」と呼ばれるシステムを使い、高速インターネット網を世界中に拡大しようとする民間企業間の覇権争いがある。

 イーロン・マスク氏率いる米スペースX社や、米アマゾンなどが計画を進めており、2019年以降数千基の通信衛星が宇宙空間に投入された。ロシアの侵攻を受けたウクライナへ提供されたことでも話題になったスペースX社の通信サービス「スターリンク」は、1万2000基の衛星を利用する計画で、今後も打ち上げが続く見込みだ。

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ロシア軍侵攻の行方は「スターリンク」が覆した情報戦の戦略


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 衛星の増加は生活を便利にする一方で、スペースデブリ(宇宙ごみ)の問題や天体観測への悪影響が指摘されている。地球へ接近する天体を監視するNPO法人「日本スペースガード協会」は、同じような高度を周回する低軌道衛星同士の衝突を懸念している。国立天文台・周波数資源保護室の大石雅寿室長は「最先端の研究対象は非常に暗い天体。多くの衛星が画像に写り込むと、観測にも支障がある」と話す。

 電波と異なり、これまでのところ可視光や赤外線には国際規制の枠組みが無い。大石室長は「素晴らしいサービスは維持しながら、衛星に観測への影響を減らす対策をどう施していくかを開発者と協議していくことが大切だ」と話した。【写真・文 手塚耕一郎】
 
 ふむふむ。今やっと、こっとネット世界について行っているのだが、子や孫が私の年代になった時の世界って想像もつかないね。超便利になっているのか?超恐怖の世界に変わっているのか?願わくば前者であって欲しい!

 タイムカプセルに乗って私がその世界に舞い戻って来たら、浦島太郎もいいところで笑いものになるだろうね。

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