Quantcast
Channel: 小父さんから
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4329

余禄 旅先の北イタリアで凄絶な戦闘に出くわしたスイスの実業家アンリ・デュナンは… / 毎日新聞

$
0
0
ロシア軍のミサイル攻撃を受けたウクライナ北東部ハリコフ市の中心部=2022年3月1日午後0時26分、Pavel Dorogoy撮影

毎日新聞  2022/4/18 東京朝刊

旅先の北イタリアで凄絶(せいぜつ)な戦闘に出くわしたスイスの実業家アンリ・デュナンは、多くの負傷兵が治療を受けずに死んでいく非情な光景を目の当たりにする。助けようと駆け回るが、素人の手ではなすすべもなかった

▲1859年夏、イタリア統一戦争で半日のうちに4万人超の死傷者を出した激戦地ソルフェリーノでのことだ。デュナンは敵味方を問わず治療と看護にあたる救援組織の創設を訴え、4年後に誕生したのが赤十字国際委員会である

▲翌年には戦場での「医療の中立」を定めた赤十字条約が締結され、病院や医療従事者への攻撃が禁じられた。差別なく人間の尊厳を守ることは、たとえ戦争中であっても守られるべき規範として約160年後の今に受け継がれている

------------------------------------------------------------
戦時の決まりごと
(アニメーションで国際人道法を分かりやすく解説します。)赤十字国際委員会

------------------------------------------------------------
▲だが、ロシアが侵攻したウクライナの惨状は目を覆うばかりだ。世界保健機関(WHO)によれば、病院、救急車、医療従事者への攻撃は120件以上に及ぶ。産科や小児科、がんセンターも含まれ、死傷者は120人を超える

▲影響は計り知れない。医師や患者が命を落とすだけでなく、新たな患者の受診機会を奪う。医薬品や医療機器が不足し、治療ができず、感染症が広がる恐れもある。WHOは国際人道法違反と非難し、人権団体は「戦争犯罪」と糾弾する

▲不幸にして戦争が起きても、被害を最小限に抑えることは紛争当事者の義務だ。非軍事施設を標的にしたり、民間人を攻撃したりすることはあってはならない。医療を破壊する行為はもってのほかだ。
 
 さあ~て、プーチンはシリアの空爆時と全く同じように詭弁を弄して戦争を止めようとしない。後世の歴史家はプーチンのことを何と評するだろう?第二のヒトラーと呼ぶのか、はたまたウクライナ東部 親露派の救世主とたたえるのか?(爆)。今やっている戦争は 親露派の為でも何でもない自らの延命のためだけじゃーないのかい?ヒトラーみたいに追い詰められて愛人と自殺でもしたらいいと思うのだが・・・。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 4329

Trending Articles