解説
トルストイの同名小説を基にした戦争大河ドラマ。19世紀の帝政ロシアの末期、ロシアを巻き込んだ戦争を背景に、貴族の私生児ピエール(H・フォンダ)と伯爵令嬢ナターシャ(A・ヘプバーン)の恋愛劇を描く。
19世紀、帝政ロシア末期のモスクワ。フランス軍の侵攻がささやかれる中、貴族の私生児ピエールはロストフ伯爵の令嬢ナターシャに想いを寄せていた。そんなある日、親友アンドレイ公爵から知らせを受け、危篤の父を看取るピエール。やがて彼は、亡くなった父の莫大な財産を相続し、それを目当てに接近してきた貴族令嬢ヘレーネと結婚することに。一方、アンドレイは妊娠した妻を残して戦地へ赴くも敗戦の憂き目に遭い、負傷帰還兵となってしまう。そんな彼は、いつしかナターシャと愛し合うようになるのだが…。~ allcinema
3時間半の長い長い『戦争と平和』をやっと観た。トルストイの原作を読んでいないからかNHKの大河ドラマを観ているようで、いっこうにストーリーの繋がりが分からない(笑)。ところが映像の物珍しさからかずっと観ていた。製作が1956年だからVFX(CG)なんかが無く、大スペクタクルなんだろうね。どうもナターシャとピエールとアンドレイ(メル・ファーラー)の3人の物語として原作を大幅にダイジェストにして脚本化されているようでイメージしたものと違った。
今、世界を騒がせているロシアのウクライナ侵攻と違って、フランス・ナポレオン軍のロシア侵攻で思いつめたピエールはナポレオンを刺そうとまで思い詰めるが捕虜となるなどなど(笑)
『 戦争と平和(War and Peace) 』 予告編 1956.