憂楽帳 「そこらへんの草天丼 」 /　 毎日新聞

1972年にオープンしたみどりスーパーの総菜コーナーに並ぶ「そこらへんの草天丼」。総菜部長の河内みどりさん（左）ときょうだいで経営している＝埼玉県春日部市で2021年8月28日、坂本高志撮影　　　



毎日新聞　　 2021/9/14　東京夕刊 有料記事

「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ！」

　人気漫画の実写化で大ヒットした映画「翔んで埼玉」で、登場人物が叫ぶセリフにちなみ、埼玉県春日部市の「みどりスーパー」が4月から「そこらへんの草」を食材に使った天丼を開発・販売したところ、ネット交流サービス（SNS）で話題が沸騰し、今も連日完売する人気となっている。

埼玉県春日部市のみどりスーパー。東武野田線南桜井駅から徒歩約5分のところにある＝2021年8月28日、坂本高志撮影

　天丼の食材はすべて地元産で、春は大葉やマイタケ、夏はナス、ゴーヤーなど4、5品。「サイタマ」をもじって310円（税抜き）だ。総菜部長の河内みどりさんは「コロナに負けないぞと、エープリルフール限定で『出血サービス』をやろうと。でも、『草を刈り（買い）に来た』と言うお客さんが次々いらっしゃるので、赤字覚悟で続けています」と笑う。

8月には「翔んで埼玉」の続編映画の製作が発表され、河内さんは秋野菜を使った丼を研究中だ。自虐の装いは表向き、埼玉愛を詰めこんだ素朴でぜいたくな味だ。県人同志は「宅飲み」のお供にどうぞ。【坂本高志】

　

　　またトレンディー（最新流行）の話題を一つ知ることが出来た(笑)。「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ！」なんて失礼なことを言うな～？と思ったら自虐ネタだったのか。それを早速キッチフレーズに使う「みどりスーパー」さんに拍手です。小生も近かったら立ち寄りたいですが、関西は神戸市の外れの街、明石市ですのでよう行きません（汗）




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