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映画『栄光のル・マン』(Le Mans  1971年 米) / NHK BSP

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ストーリー

フランスのル・マン郊外で開催される、モータースポーツの祭典ル・マン24時間レース。アメリカ人レーサーのディレイニー(スティーブ・マックイーン)はガルフ・ポルシェチームの一員としてこの地へ戻ってきた。前年の大会ではフェラーリの1台と衝突してリタイアし、相手のドライバーが死亡するという悲劇を経験していた。そのドライバーの未亡人リサが姿をみせ、フェラーリチームの伊達男オーラックの傍に居ることにディレイニーは戸惑う。







ディレイニーはポルシェ20号車に乗ってスタートし、降りしきる雨の中、好敵手スターラーが乗るフェラーリ8号車と首位を争う。ドライバー交代中、食堂でリサに声をかけるディレイニー。ここへなぜ戻ってきたのか尋ねると、彼女は自分のためと答えた。

夜が明けた頃、大事故が発生する。フェラーリ7号車のオーラックがコース外へ飛び出し、マシンが爆発して重傷を負う。その事故に気を取られたディレイニーも周回遅れに絡んでクラッシュし、体は無事だったものの20号車は大破する。悪夢の再現に震えるリサを労わるディレイニー。リサに「そんなに大切なの?速く走ることが?」と問われると、ディレイニーは「世の中苦手なことばかり。運転が得意なものにとってレースは、人生なんだ」と答えた。

レースはポルシェとフェラーリが接戦のまま最終盤を迎え、ディレイニーは選手交代して21号車をドライブするようチーム監督から要請される。激しく競り合いながら、先行車2台に迫るディレイニーとストーラー。勝負は最終周回までもつれ込み、大観衆が見守る中、過酷な24時間レースの勝者が決まる瞬間を迎える。~ ウイキペデイア





   『栄光のル・マン』の裏側に迫る!映画『スティーヴ・マックィーン その男とル・マン』予告編



  映画のタイトルだけは知らず知らずの内にたたきこまれていたが、最初に感じたのは、まるでドキュメンタリー映像だなと思った。次にはスティーブ・マックイーの存在感。最初に手の指の動きだけ、次は後ろ姿の頭、テレビの『拳銃無宿』で初めて知った時とは全く違う巨星を感じた。そしてカーレースのLIVE放送そのものの映像が映画の半分以上流れる。

 一体全体どうやってこんな大規模なカーレースが撮れたんだろう?と思ったら、本物の1970年ル・マン24時間レースの映像と、映画向けに撮影された映像とを巧みに編集されたのだとか!いや、それにしても人間ドラマを描こうとした監督が、カーレースそのものの魅力を描きたいマックイーンの間に確執が出来監督が途中降板というから、この映画はマックイーンの情熱そのものなんだろうね。そんな解説を見てなんとか納得できた。こんなジャンルの作品は初めての気がする。

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