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中央省庁20代キャリア87人が自己都合退職 6年前の4倍増 河野担当相が危機感 / 毎日新聞

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霞が関の官庁街(手前)。左奥は国会議事堂=東京都千代田区で、本社ヘリから宮武祐希撮影  

毎日新聞 2020年11月19日 18時16分
 河野太郎国家公務員制度担当相は18日付の自身のブログで、中央省庁の幹部候補で「キャリア」と呼ばれる20代の国家公務員総合職87人が昨年度に自己都合退職したと明らかにし、「6年前より4倍以上に増えている」として危機感を示した。「国家公務員の働き方改革を進め、霞が関をホワイト化して、優秀な人材が来てくれるような努力をしっかりと続ける」などと強調した。

河野行政改革担当相
河野氏は自己都合退職した20代の総合職の人数は、2013年度21人▽14年度31人▽15年度34人▽16年度41人▽17年度38人▽18年度64人――と説明。内閣人事局のアンケート結果を引用して「30歳未満の国家公務員で『辞めたい』と考えている者が男性で15%、女性で10%に達している」と紹介。「もっと自己成長できる魅力的な仕事につきたい」「長時間労働で仕事と家庭の両立が難しい」などが辞めたい理由に挙がっているとした。

 河野氏は霞が関の長時間労働が若手の離職の一因になっているとして、職員が職場に滞在した時間を示す「在庁時間」を調査するよう全省庁に求めている。【田辺佑介】
  
 河野氏(57歳)はなかなか張り切ってはおられるようだ。だが、中央省庁の幹部候補の87人が自己都合退職したのと、長時間労働とは関係ないと思うね。氏も 富士ゼロックスや日本端子で10年民間会社に在籍されたらしいが、民間でも仕事一筋に上を目指すサラリーマンは、家庭は寝に帰るだけだと想像するが、今はどうなんだろう?
 
 よく現役東大生がテレビで「官僚には成りたくない、ベンチャー企業がいい」なんて話しているのを見て驚いていたが、国会で局長や課長クラスの官僚が、例えばモリ・カケ・サクラなどの総理他の答弁の辻褄合わせで搾り上げられているのを見たら魅力を感じないだろうね。うまく逃げきって大臣を守れたその先に事務次官のポストがあるなんて、まだ官僚に染まり切っていない20代キャリア官僚の自己都合退職は普通の感覚に思える。

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