2013年 2月21日(木) 岐阜新聞Web
苦笑いするような自虐ネタが多いので、毎年この時期、楽しみにしているのが「サラリーマン川柳コンクール」。今年も入選作100句が発表された。
▼夫婦関係を扱った作品が目立つ。「『俺も行く』 言ったら止(や)めた 妻の旅」は、どこにでもありそうな話で、身につまされる。
▼「家族割 あるのに妻と 通話なし」はまだ笑えるが、「妻と子に 話しかけたが 独り言」とまで詠まれれば、同情したくもなる。とかくサラリーマンは家庭で肩身が狭い。
▼職場ではどうか。「電話口 『何様ですか?』と 聞く新人」「頼みごと 早いな君は できません」。新人教育も一苦労だが、「『辞めてやる!』 会社にいいね!と 返される」は、笑えないブラックジョークだろう。
▼年末の総選挙をテーマにした作品もある。「党名を 覚える前に 投票日」「政治家も ビールに負けじと 第三に」などは、乱立した第三極の政党を皮肉った。国民的話題となったノーベル賞では、「iPS 再生したいな 国・経済」と詠んだ。
▼“サラ川(せん)”も今年で26回目。3万490句の応募作から選ばれた入選作は、インターネットなどによる人気投票を経て、5月下旬にベスト10が決まる。ちなみに昨年の1位は「『宝くじ 当たれば辞める』が 合言葉」だった。
投票はこちら 傑作100選
いや、楽しい! タイトルに載せたのは作品NO17の小父さんの独断と偏見だ。これは、ブログを覗いててよく感じること(笑)。
う〜ん、やはりネット関連が増えてきたね〜。ちなみに小父さんが上手いと思うのは・・・
「オスプレイ 何んの競技と 孫に聞く」 みきちゃん・・・最近マスコミ報道も減ったが。
「半世紀 綴ってみれば 反省記」 窓際のオットちゃん・・・何だか身につまされる
「家事停止 望むは妻の 再稼動」 マークン・・・いえいえ我が家は、ずっと稼働していますよ(笑)
「詳しくは ホームページに 入れない」 川柳 駄作・・・こういう方多いと思うよ!
「受験生 神もお手上げ 絵馬の誤字」 読み人知らず・・・これってよくありそう(笑)。
「わが女房 タッチすれども 作動せず」 パソコン8マン・・・面白い。
「同窓会 名前出ないが 盛り上がる」 奈義の福太郎・・・会に出る機会がないが、そうだろうね!
「みつめ合い 時も過ぎれば 睨み合い」 団塊の落とし子・・・小父さんも落とし子だぁ〜!
「俺の愚痴 “いいね”ボタンを 妻が押し」 ちゃんなか・・・いい嫁さんだなぁ〜!
※1500名に賞品が出るのに、どれに投票するか迷うね!
※理解出来ない言葉をいくつか検索してリンクしてみた。
作品NO7.「LED 覚えた直後に LTE」
作品NO26.「タニタより 我が家の食事 低カロリー」
作品NO38.「LCC 缶コーヒーかと 上司言い」
作品NO56.「悩み事 話すはスマホの コンシェルジュ」
作品NO80.「入れ歯取れ きゃりーぱみゅぱみゅ 言えた祖父」
作品NO91.「あついのに 脱ぐに脱げない ミートテック」
作品NO95.「妻外出 ルンバと俺が 踊りだす」
うひゃぁー、注釈のつもりでリンクをつけていたら、けっこう難しい!
作品NO74.「洗濯機 いつもパパだけ 貸し切りで」 この意味が分かる人教えてください
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