強気の姿勢 安倍政権が要求するインフレ目標の引き上げは、日銀の独立性をめぐる議論を引き起こした Kim Kyung Hoon-Reuters
Newsweek
市場の投資マインドを刺激した効果は大きいが、長期的な構造改革を後回しにしているという批判も
2013年02月13日(水)18時26分 ジャスティン・マッカリー
デフレ、不況、そして「失われた10年」ならぬ「失われた20年」――。80年代末のバブル崩壊以降、さまざまな代名詞が日本経済に付けられてきたが、遂に新しいフレーズが誕生した。「アベノミクス」だ。
大胆な金融緩和と景気刺激策を盛り込んだ安倍政権の経済政策は、安倍晋三首相の名前から「アベノミクス」と呼ばれる。この新政策が、世界第3位の日本経済を楽観的な景況感へと転換した反面、貿易相手国には不安をもたらしている。
株価の上昇は政治的にも安倍を後押ししている。直近の世論調査で、安倍内閣の支持率は66%を超え、約2か月前の政権発足当初の62%を上回った。
ただ"アベノミクス"が万人から熱狂的に迎えられた訳ではない。ヨーロッパの輸出競合国は、日本政府が意図的に通貨戦争を仕掛け、日本の輸出産業が不当に有利になるように画策していると警戒する。
「日本の現状を全く懸念していないとは言いたくない」と、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は語っている。「中央銀行は間違った政策決定や競争力の欠如の尻拭いをするためにあるのではないと、ドイツでは考えられている」
一方日本国内では、安倍が7月の参院選で自民党が勝利するために、痛みを伴う構造改革を犠牲にして、短期的な成果だけを追っているという批判が出ている。......
棚上げ? 円高脱却で一息つく安倍政権だが増え続ける財政赤字については後回し Toru Hanai-Reuters
2013年02月13日(水)18時26分 ジャスティン・マッカリー
...一方で、経済立て直しの大きな障害となっている消費の低迷に対してはほとんど何の手も打たれていない。雇用が安定せず、将来の収入に不安が付きまとう状況が続く限り、消費の拡大など見込めない。
消費税がこの3年以内に現行の5%から10%へと増税されれば、家計はさらに圧迫される。
上智大学の中野晃一教授は「結局、地方の支持者たちにを中心に利害関係者に対するバラまきに終わるという可能性はある」と指摘する。「だから金の流れをよく見ておく必要がある」
さらに安倍は、日本がGDPの2倍以上という巨額の財政赤字かかえている問題は後回しにしている様子だ。円高から脱却した輸出業者は喜んでいるが、エネルギーをはじめ輸入に大きく依存しているモノの価格は円安によって上昇するため経常収支を悪化させている。
麻生太郎財務大臣は先週「この政府にとっての最大の優先課題は、雇用と所得を増やし、円高とデフレによる不況からこの国の経済を立て直すことだ」と言った。
オリエンタルエコノミスト誌のリチャード・カッツ編集長が今週のウォールストリートジャーナル紙にこう書いている。「健全なマクロ経済政策は構造改革の痛みを和らげ成果を上げるのに役立つが、金融緩和や景気刺激策といった安倍のマクロ政策は構造改革から逃れるための鎮痛剤としか思えない」
鎮痛剤は、打ち続けなければ効果が切れるのだが。
だいぶ省いていますので興味ある方はNewsweekをどうぞ。さてさて、アメリカのオバマ大統領までが、日本、中国やメキシコから製造業をアメリカに呼び戻すと言っているし、日本の財界人でベースアップやボーナスを上積みするなんて発言するのは、ローソンの社長だけだよ〜。国内の雇用はますまし厳しくなっていくだろうし、国民の給料も上らない。
まさか安倍さんまた総理の座を投げ出したりしないだろうね!昨夜の経済ニュースを見ていたら富山県の建設業者・丸新志鷹建設(資本金4800万円、従業員数 53名(平成25年1月現在) )さんが国内に仕事が見込めないのでヒマラヤに進出してごそごそやっているんだって!これまで50億の受注があるんだそうだ。春から秋は国内の仕事が中心だそうだが、会社の売上の半分が海外になったというから感動ものだ。
今の時代、人だのみでは食っていけないということだろう。大企業さんもTPP頼みばかり言っていないで見習っては!
尾上菊五郎、菊之助の結婚相手に驚き「フランス人の旦那以上」
婚約報告会見を開いた尾上菊之助とお相手の波野瓔子さん(中央2人)と、同席した尾上菊五郎(左)と中村吉右衛門(右) (C)ORICON DD inc.
ほんまに恋はあったのかな〜(笑)
姉の寺島しのぶ夫妻(市川團十郎さん通夜で)
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市場の投資マインドを刺激した効果は大きいが、長期的な構造改革を後回しにしているという批判も
2013年02月13日(水)18時26分 ジャスティン・マッカリー
デフレ、不況、そして「失われた10年」ならぬ「失われた20年」――。80年代末のバブル崩壊以降、さまざまな代名詞が日本経済に付けられてきたが、遂に新しいフレーズが誕生した。「アベノミクス」だ。
大胆な金融緩和と景気刺激策を盛り込んだ安倍政権の経済政策は、安倍晋三首相の名前から「アベノミクス」と呼ばれる。この新政策が、世界第3位の日本経済を楽観的な景況感へと転換した反面、貿易相手国には不安をもたらしている。
株価の上昇は政治的にも安倍を後押ししている。直近の世論調査で、安倍内閣の支持率は66%を超え、約2か月前の政権発足当初の62%を上回った。
ただ"アベノミクス"が万人から熱狂的に迎えられた訳ではない。ヨーロッパの輸出競合国は、日本政府が意図的に通貨戦争を仕掛け、日本の輸出産業が不当に有利になるように画策していると警戒する。
「日本の現状を全く懸念していないとは言いたくない」と、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は語っている。「中央銀行は間違った政策決定や競争力の欠如の尻拭いをするためにあるのではないと、ドイツでは考えられている」
一方日本国内では、安倍が7月の参院選で自民党が勝利するために、痛みを伴う構造改革を犠牲にして、短期的な成果だけを追っているという批判が出ている。......
棚上げ? 円高脱却で一息つく安倍政権だが増え続ける財政赤字については後回し Toru Hanai-Reuters
2013年02月13日(水)18時26分 ジャスティン・マッカリー
...一方で、経済立て直しの大きな障害となっている消費の低迷に対してはほとんど何の手も打たれていない。雇用が安定せず、将来の収入に不安が付きまとう状況が続く限り、消費の拡大など見込めない。
消費税がこの3年以内に現行の5%から10%へと増税されれば、家計はさらに圧迫される。
上智大学の中野晃一教授は「結局、地方の支持者たちにを中心に利害関係者に対するバラまきに終わるという可能性はある」と指摘する。「だから金の流れをよく見ておく必要がある」
さらに安倍は、日本がGDPの2倍以上という巨額の財政赤字かかえている問題は後回しにしている様子だ。円高から脱却した輸出業者は喜んでいるが、エネルギーをはじめ輸入に大きく依存しているモノの価格は円安によって上昇するため経常収支を悪化させている。
麻生太郎財務大臣は先週「この政府にとっての最大の優先課題は、雇用と所得を増やし、円高とデフレによる不況からこの国の経済を立て直すことだ」と言った。
オリエンタルエコノミスト誌のリチャード・カッツ編集長が今週のウォールストリートジャーナル紙にこう書いている。「健全なマクロ経済政策は構造改革の痛みを和らげ成果を上げるのに役立つが、金融緩和や景気刺激策といった安倍のマクロ政策は構造改革から逃れるための鎮痛剤としか思えない」
鎮痛剤は、打ち続けなければ効果が切れるのだが。
だいぶ省いていますので興味ある方はNewsweekをどうぞ。さてさて、アメリカのオバマ大統領までが、日本、中国やメキシコから製造業をアメリカに呼び戻すと言っているし、日本の財界人でベースアップやボーナスを上積みするなんて発言するのは、ローソンの社長だけだよ〜。国内の雇用はますまし厳しくなっていくだろうし、国民の給料も上らない。
まさか安倍さんまた総理の座を投げ出したりしないだろうね!昨夜の経済ニュースを見ていたら富山県の建設業者・丸新志鷹建設(資本金4800万円、従業員数 53名(平成25年1月現在) )さんが国内に仕事が見込めないのでヒマラヤに進出してごそごそやっているんだって!これまで50億の受注があるんだそうだ。春から秋は国内の仕事が中心だそうだが、会社の売上の半分が海外になったというから感動ものだ。
今の時代、人だのみでは食っていけないということだろう。大企業さんもTPP頼みばかり言っていないで見習っては!
尾上菊五郎、菊之助の結婚相手に驚き「フランス人の旦那以上」
婚約報告会見を開いた尾上菊之助とお相手の波野瓔子さん(中央2人)と、同席した尾上菊五郎(左)と中村吉右衛門(右) (C)ORICON DD inc.
ほんまに恋はあったのかな〜(笑)
姉の寺島しのぶ夫妻(市川團十郎さん通夜で)
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