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Channel: 小父さんから
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こんな時こそ映画⑥ 『七年目の浮気』(The Seven Year Itch 1955年 米)/ BSプレミアムシネマ

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以前、上階と階段で続いていたアパートの床板を外してモンローが下りてきた。 
ストーリー
 ニューヨークの三文小説の出版社に勤める中年のリチャード(トム・イーウェル)は、妻と息子がバカンスに出かけ、一人でアパートに戻る。偶然にも上階に部屋主カウフマンの避暑旅行の留守期間だけ住みこんだ若いブロンド美女が間借りしているのを知る。上から植木鉢が落ちてきて相手が美女(マリリン・モンロー)だと知り、家に招待する。暑すぎて冷蔵庫に下着を冷やしているという。ムード音楽はストラヴィンスキーは前衛的すぎ、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番に決まり!テレビCM「ピカピカ歯磨きアワー」に出演しているという女性に浮気心がうずく。もともと色んな女性との恋愛に対する想像力がたくましすぎるリチャードは、ひたすら彼女との関係を妄想する。砂糖の入っていないマティーニはダメというが、誕生日に一人で買った高級シャンペンとポテトチップスを持ってきて、シャンペンに浸すとおいしいという。USカメラに載ったという写真も家にあった。クラシックは分からないけど、「チョプスティック」(Chopsticks)を連弾して、キスをしようとして正気に戻る。・・・wiki     

  

The Seven Year Itch Blu-ray Disc Clip #1 - Chopsticks

  
  たぶんこの映画を観たのは3回目だと思う。20年くらい前にお世話になった映画の本も自費出版した方からビデオテープを借りて、どんなんだろうとワクワクしながら観て「あれーっ、こんな映画だったのか」と思ったことだけ記憶に残っている。2度目はテレビだと思うがほとんどの記憶がない。また放送されたのでうんと楽しんでやれと思いきや、全くのコメデイに感じた。流れを知っていたからかな?モンローと共演の男優・トム・イーウェルは、TV作品のMr.ビーンみたいに思えたね。てっきりコメディアンかと思ってwikiを覗くと、舞台版も演じていてトニー賞 演劇主演男優賞を、映画版ではゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞したある(汗)。

 マリリン・モンローさんね~、特別に色っぽいわけでもなくドタバタ喜劇に出演している有名人という印象。なにしろケネデイ大統領と弟の司法長官にも愛されたのかな?ああ、wikiを読んでいたら「例のスカートがまくれ上がるシーンの大観衆の前での撮影風景を見て、夫のジョー・ディマジオ(56試合連続安打のMLB記録保持者)が激怒。二週間後に離婚が発表された。」 なんてことも初めて知った(笑)。

 この作品の監督のビリー・ワイルダー氏の映画では1957年『昼下りの情事』、1957年『翼よ! あれが巴里の灯だ』、1959年『お熱いのがお好き』、1960年『アパートの鍵貸します』、1966年『恋人よ帰れ!我が胸に 』、1970年『シャーロック・ホームズの冒険 (1970年の映画)』を観たが他の作品ほ方が楽しんだ気する。 

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