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ベネチア映画祭便り  オダギリジョーさん監督作品上映 観客の反応にほっと「拍手がうれしい」 / 毎日新聞

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映画「ある船頭の話」の上映後、立ち上がって観客の声援に応える主演の柄本明さん(手前)とオダギリジョー監督(右から2人目)ら=イタリア北部ベネチア・リド島で2019年9月5日午後7時12分、井上知大撮影

  
これ観たいんだがな~。明石や神戸では上映しないのかな?広告が遅れているのか?配給先が限られているのか?同年代の柄本明さんが実にいい!


  映画『ある船頭の話』予告篇| 9月13日(金)全国公開
時12分、井上知大撮影  


毎日新聞 2019年9月6日 18時57分
  イタリアで開催中の第76回ベネチア国際映画祭で5日夜(日本時間6日未明)、「ベニス・デイズ」(映像作家週間)部門に出品されている、俳優のオダギリジョーさんの初の長編監督作「ある船頭の話」が公式上映された。日本の長編映画が同部門へ出品されるのは初めて。上映後、オダギリ監督のほか、出演した柄本明さん、村上虹郎さんに客席から数分間にわたり拍手が送られた。【ベネチア井上知大】

「ベニス・デイズ」は、映画祭本部とは独立し、イタリア監督協会の主催で革新性や探求心などに優れた作品を十数本集め上映する。カンヌ国際映画祭での「監督週間」に当たる。作品賞の「ベニス・デイズ賞」と観客投票によって選ばれる「観客賞」、ヨーロッパ映画のみを対象とする「ラベル・ヨーロッパ賞」があり、男優賞、女優賞など演者への賞はない。

 映画は、オダギリ監督が10年前に書いたオリジナルのシナリオで、英題は「諸行無常」を意味する「They Say Nothing Stays the Same」。川辺の小屋で暮らす船頭のトイチ(柄本さん)が主人公。劇中で具体的な時代設定は言及されないが、明治後期から大正ごろとみられる生活様式の山村が舞台だ。川を行き交う人のために渡し船をこいで生計を立てていたトイチが、近くに建設される、レンガ造りの大きな橋を複雑な心境で見ている中、1人の少女(川島鈴遥さん)との出会いをきっかけに人生を狂わせていく物語だ。村上さんは、船頭を慕う村人の源三を演じている。

 上映後、オダギリ監督は「観客の反応がとても気になり、(途中で)劇場を出る人がいるのではと心配だった。でも、多くの人が長い時間、拍手をくれてうれしいし、満足しているような顔に見えた」とほっとした様子。柄本さんは「(作品を見て)監督の志の高さを感じた」と語った。

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